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【3D プリンタ】Adventurer 3 の蓋にスリットをつける。サードパーティー製のフィラメント対応

500g サイズのフィラメントしか内蔵できない、Flashforge Adventurer 3です。サードパーティー製のフィラメントを使うためにリールホルダは作りました。

しかし、サードパーティー製のフィラメントを使うためには蓋を開けっ放しです。どうもこれが嫌。なので思い切って穴を開けてしまいました。

加工してみた

いろいろ考えてみましたが、スリット状の穴を開ければ大丈夫かな?というかなり適当な設計です。

初めに蓋の裏から3mmの穴を空けます。リールガイドの端と横の引掛けがあるところです。

穴が空いたらPカッターでスリットを作ります。蓋の素材は柔らかいのでそれほど力を入れなくてもきれいにカットできます。同方向だけでなく逆方向からも切っていきます。

柔らかいですが、厚みがあるので焦らず回数で切っていきます。力を入れて一気に削ろうとすると絶対に失敗します。ここまで実際掘ってもまだ開通しない。

一部が裏までカットできたら最後はこういったクラフトノコやカッターで開通させると良いでしょう。

仕上げ

あとは丸棒ヤスリで綺麗に磨きます。特に端は斜めにヤスリがけしてフィラメントがスムースに流れるようにします。上は裏蓋側をスロープに、下は表側をスロープに。リールガイドの端はじゃまになるのでニッパーで切ってむしっておきます。

下は表側をスロープ状に。上の傷はPカッターを使ったときに力を入れすぎたから。失敗例です。

設置方法

フィラメント交換時に、穴を通してから交換します。

こんな状態で、フィラメントが交換操作を進めます。

ちゃんとフィラメントが出てきたら蓋を締めましょう。

考察

写真を見る限りはスリットの長さは半分くらいでも良かったかもしれませんね。でもフィラメントにテンションがかかる状況は避けたいのでこれでいいかな?と。というか穴一つで斜めにやすればよかった?

普通は蓋の加工なんてしたくないだろうから、こういう事をした人がぜんぜんいないんですよね。なのでやってみたので仕方がない。

結局蓋も作っちゃった。

きれいに収まったから良しとしよう。

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