退職者は嘘をつく
退職者は辞める時は嘘をつきます。
「立つ鳥跡を濁さず」ではありませんが、辞めることが決まっているのに誰かのせいにして事を大袈裟にしたり、何かのせいにすることは面倒なので、
辞める理由を、
ー結婚・家庭の事情
ー体調を壊した
ーやりたい仕事内容ではなかった
と言います。
この3つを言われたら、「そうかー、残念だけど仕方がないな」と言うしかありません。
ちなみに、このデータは「人事のミカタ」の調査結果なので具体的な話なのです。
具体的には、会社に伝えた退職理由は以下のうちどれですか?と言う問いに答えた結果が以下です。
ー結婚・家庭の事情(23%)
ー体調を壊した(18%)
ーやりたい仕事内容ではなかった(14%)
この質問に答えた後に、以下のように聞きます。
本当の退職理由はなんですか?
Webアンケートなので前に戻れないのがミソですね(笑)
圧倒的に1位なのは、人間関係が悪かった(25%)です。
ついで、10%ちょっとなのが、以下の4つです。
ー制度・人事制度に不満があった
ー給与が低かった
ー社風や風土が合わなかった
ー残業休日出勤など拘束時間が長かった
つまり、人間関係が悪くなると会社を辞めるのです。
人間関係は、会社や組織だけではなく、地域住民や夫婦や恋人であっても、とても重要な事で、人間関係が悪いと大きなストレスを抱えてしまうのです。
心理学者ロバート・ウォールディンガーは、研究対象の724人やその妻子2000人以上を調査し75年に渡る成人発達に関する研究によると「私たちを健康に幸福にするのは 良い人間関係に尽きる」と言うことがわかりました。
簡単に、「人間関係って大事だよねー」って言いますが、本当に大切なのです!
そんなこと言われなくてもわかってるよ!となりますよね(笑)
頭でわかっていても、改善する方法がわからなかったり、改善するための行動を起こせなかったりします。
「わかってもできない」を「わかったからできる」にするための一つは、「行動」することです。
大袈裟な行動じゃなくて良いのでちょっとした行動をすることで、人間関係は改善します。
ー少し大きな声で挨拶する
ー名前を呼んで挨拶する
ーやり方じゃなくてやる理由を伝える
ー過去の結果じゃなくて、未来志向で話す
などです。
人間関係を良くするためには、ポジティブ組織を作る必要がありますし、ポジティブ組織を作るにはポジティブなコミュニケーションが必要です。
ポジティブな組織ってなんだ?
また、それは今度!
ではでは。
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