「お風呂に入りなさい」で奪われる能動感

「お風呂入るよ」「お風呂入ろう」「お風呂に入りなさいよ」などと声をかけてもなかなかお風呂に入ろうとしない子どもたち。
「先にお風呂で待ってるからね」と先に入ってると、自分のタイミングだけど、かなりの確率でお風呂に入ってくる。

どうも、親であろうと命令されたり勧められたりだとやらされ感を感じて、言われた通りにするのが嫌になるらしい。お風呂に入らなきゃ、と思っていても、先回りされることがシャクに感じて、言われた通りにしないでおこう、となるらしい。

けれど、先に大人がお風呂に入って待ってると、どのタイミングでお風呂に入るのか自分に決定権がある。自分が能動的に決めることができたという「能動感」を味わえる場合、素直にやるべきことに進めるらしい。

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