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名曲アルバム①「あまく危険な香り」山下達郎


目を閉じれば完全に曲と連動して女性とのシーンが浮かび上がる至極の一曲。高校時代は妄想で22歳の素敵な大人の女性と交際し、オペラなど大人の嗜みを教えてもらった。
瞬く間に世界は広がり彼女が運転するオープンカーから見える夜景の煌めきとともに永遠を感じた。
ある日年上の実業家男性との結婚の話があり「もうシンイチと逢えない」と。ここで間奏の低音ピアノ。でも俺は取り乱すこともなく前を見たまま彼女につぶやく。
「何か臆病になってないか。」
涙ぐみこちらを見る彼女・・・・もう一度言いますが丸坊主だった高校生の妄想です。


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