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アルビ狂時代13

今日はJ2リーグ、中盤の天王山、対横浜FC戦に行ってきました。観戦の帰りにこちらを書いてる訳です。

結果は、こちらをお読みになってる方はご存知かと思いますが、0-2の敗戦。

悔しい。

ホントに悔しい。

内容の事は皆さん色々あると思います。

が、今日のスタジアムの雰囲気、最高でした。

真っ赤に染まる、ではなく真っオレンジに染まるアウェイ側のゴール裏。みっしり埋め尽くされたゴール裏のアルビサポーターの圧、そして、許される範囲で埋めるメインスタンド側のアルビサポーターの数。正に首位決戦に相応しいアルビレックス新潟サポーターの集結に感動しました。

私は仕事の関係で直前にチケットを取ったので、ゴール裏は既に完売。メインスタンド側で観戦。なので、ゴール裏を客観的に眺める立場での参戦でしたが、あの壮観な風景は本当に感動ものでした。

発表された観客数は9000人ちょっと。アルビのサポーターが3000人以上来たと言うのだから、1/3以上は新潟のサポーター。凄い。選手達も心が引き締まりますよね。とても良いチームとサポーターだと再認識しました。

さて、今回のお題は「トーマス・デン」


そう、我がアルビレックス新潟のDFトーマスデン選手のお話。

今年(2022年)の四国キャンプからアルビレックス新潟に合流した、元オーストラリアU24代表。昨年の東京オリンピックではキャプテンもやってたと言う逸材。

加入の一報が流れた時は、飛び上がりましたっ!スゲー!

とは言うものの、恥ずかしながらプレーは未見。早速検索すると、昨年まで所属していた浦和レッズ時代の超絶弾丸ロケットシュート、からの全身がバネか?と思わせるバク宙パフォーマンスの映像が…すげえ。本物だ、本物が来た。

しかし、さらにググると、昨シーズンは股関節の怪我で苦しいシーズンを送り、浦和はそのまま退団したとの記事が。

なるほど。

それから、シーズンが始まるも、トーマスデン選手が試合はおろか、全体練習に参加したとの話も聞こえて来ない。

むむむ…大丈夫かな、心配だな。やはり股関節の怪我、思いの外良くないのかな…

公式にチームから怪我の具合や箇所は発表された訳ではないですが、私も昨年キックボクシングの練習で調子にのり過ぎ股関節を痛め、あちこち病院に通いましたが中々治らず、結局半年程完治に要しました(あ、私の場合は年齢もあるのかな…笑)

遠い異国の地で、知り合いも少なく、言葉も通じず、好きなサッカーも怪我で満足に出来ない。もっと言えば、日本での食事は合うのか、お休みの日を笑って過ごす友人などはいるのか、そもそも新潟に住むなら移動は車じゃいと!免許とか持ってるのか、車は?…etc

もはや親戚のおじさんバリに心配していた訳であります。まあ、なんと言うか、何かのご縁があって我が郷土・新潟に来る事になった人には、良い時間、思い出を作って欲しいのです。

4月のビッグスワンでの栃木戦、仕事が休めたので、急遽東京から応援に駆けつけました。その時、たまたま横並び席がチーム関係者の席でして、その日出場していない選手達がぞろぞろとやって来ました。その中にデンさんも(もはやデンさん呼ばわり)!

チラチラと横目で様子を伺ってましたが、こちらの思い込みのせいか、なんとなく試合を見つめるデンさんの横顔が、元気が無いように見え、余計に心配が募ったものです(完全にこちらが心の中で作ったデンさんストーリー目線で見ると、ですが苦笑)

そんなある日、突然ネットニュースに、トーマスデン完全合流間近!との一報が。

そこにはチームメイトと笑顔で汗を流すデンさんの姿が…涙

ああ、よかった。ホントに、よかった。
怪我、良くなったんだ。

思い返せば、全体練習に合流出来なくとも、いつもチームが試合に勝ったあとに撮影される集合写真にも、にっこり2列目くらいの控え目な位置で写ってましたし、チームスタッフの暖かなサポートの元、腐らずリハビリや、独自メニューのトレーニングを重ね、コンディションを整えていたのですね。

東京オリンピックではキャプテンも務めた人格者。責任感の強い本物のプロアスリートとして、練習に取り組んでいたんだ。エライっ!


シーズンは半分を過ぎ、これからは夏本番。ディフェンス陣にはベテランやフル稼働選手が多く、コンディション万全なデンさんがメンバー入りしてくれればこの上なく心強い。他のチームは、デンさんが立ってるだけで心が萎縮してしまうかもしれません笑

ディフェンスは組織だと言います。一日も早く、アルビの戦術に溶け込み、デンさんの身体能力を遺憾無く発揮してもらいたい。これからのデンさんの活躍を祈っております!


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