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生産財営業マンの教科書/書評:生産財営業・マーケティング関連本 調達・購買戦略決定入門

調達・購買戦略決定入門 日刊工業新聞社 坂口孝則編著 倉富惇 四宮知之 牧野直哉著 2010年発行

今回は、営業マンが一番接触する部署、購買部門の人が読む本の紹介です。どんな勉強をしている知ることで、対応もしやすくなりますね。

1.著者はどんな人か
4人の著者がいるが、全員が、メーカーの購買部門で勤務経験があり、その後購買に関するコンサルタントをしており、購買担当者・責任者向けのセミナーも実施している。

2。誰に向けて書かれた本か
購買担当者・購買責任者向けに書かれている。

3。記載内容
材料獲得戦略、マーケット型価格決定戦略、バイイングポジション戦略、自社評価戦略、調達コスト決定戦略、サプライヤー戦略、契約戦略、貿易戦略などの章に分かれている。4人の著者が、自分の専門分野に関して、経験を生かして書いている。バイヤーの視点から、どうするば優位に交渉を行えるかを記載した本。

4。感想
編著の坂口氏は、大手電機メーカーの購買担当者時代から、いろんな変革を実施して、自動車会社などでも経験し、調達専門のコンサルタントとして活躍している。セミナーにも参加したが、情熱的で、志の高い人と感じた。調達をよくしたい、調達マンに良い仕事をしてほしいというミッションを持った熱い本です。立場を変えた部署の人向けの本を読むことも、メタ思考強化、トレーニングにも最適です。




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