ラストベルト、遠い復活 異端児に迷う白人労働者 分断のアメリカ トランプ米大統領の当選の原動力となったのは中西部の「ラストベルト(さびた工業地帯)」で働く白人労働者だ。製造業の衰退が続くなか、雇用創出を訴える異端児に賭けた。4年後の今も熱狂は続いているのか。
「同じ過ちを繰り返さない。大半の組合員は民主党のバイデン前副大統領に投票する」。中西部ミシガン州デトロイトの全米自動車労組(UAW)の前支部長ビル・ジョンソンさんは明かす。4年前、組合員100万人の票は
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?