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勉強ができない・嫌いな人のための生存戦略

勉強をしないと将来詰むぞ

みたいなことを子供のころに言われたりする。

ただ、アラフォーになって、それは正確ではないと思うようになっている

IQが低い人と勉強をしなくて成績が悪い人はどちらも勉強ができない人と扱われやすい

成績が悪い人には2パターンいる

  • IQが低い人(軽度知的障害や境界知能など)

  • 勉強をさぼった人

この2パターンは同じ成績が悪いとはいえ、違う人生を歩む

前者は知的能力が足りないことできつい思いをしたり、就職ができなかったりすることもあるかもしれない(未発見ならなおさら)
それでもトレース能力(人のまねをして動く力)があるなら職を選ばなければなんとかなったりもしなくはないらしいが
知的能力が弱いより、トレース能力が弱いほうが就職にはきつい

後者はもちろんエリートにはなれないが、犯〇に手を染めたり、依存症だったり、四則演算レベルすら習得されてないなどの特殊事例を除き
(コミュ障でなければ)社会には溶け込んでいる印象がある
運と学力以外の要素が良ければFラン逆転勢になったりもする(期待値は低いが)

社会では前者のほうが「目立つ」し、区別されにくいので前者のイメージで通っているのが現状だ

前者は先天性なので仕方なく、勉強を無理にさせることで二次障害等になるリスクがある。
後者はコミュ障やトレース弱者ではないなら、ドロップアウトさえしなければ何とか生きていける

勉強をやらないのはコミュ力が低いより100倍まし

学生対象に言われることは少ないが、コミュ障は勉強ができたとしてもよほどうまく立ち回らない限り「詰む」
最近は使えない人材がどういうものであるかという知見がネットの発展もあってばれてきつつあり、あのびょーきの前よりもコミュ障にとって大卒文系の就活はきついものとなっている
逆に学歴が多少低くても陽キャは有利
なので、コミュ障で勉強ができる人よりも、コミュ力があって勉強ができない人のほうがまだまし
大手総合職などのティア1の就職先には行けないが、そもそもそういうところに行ける人のほうが少数派で、無理にそれを目指す必要はないだろう

なので、当サイトではすべてを捨てる形での中学等の受験は推奨していない
無理をして背伸びしても進学先で挫折する可能性も高いし

勉強を最低限にしたい人が押さえておきたい勉強

勉強やりたくねえ、ついていけなくなったという人のために最低限押さえておきたい内容について紹介しておく
発達障害等でついていくのに限界を感じたが、実社会で必要な点だけ押さえておきたいという方にも役に立つだろう

数学や古文漢文とかはエリートや理系の生き方を選ばない人の多くは使わない
エリートにならない、という道が決まっているのであれば、だいぶ内容を削れる
もうついていけないと判断したなら小学生レベルを固めるという道はあり

小学生レベルの漢字の読み

最悪、書けなくても構わない
PCもあるし
ただ、読めないと仕事に差し障る可能性が高いので大事

四則演算

簡単なものはできないと結構厳しそう
最悪、電卓を使っても構わないけど、四則演算の概念すらわからないとかだと厳しい

PC操作

これが一番使うかもしれない
電源を切るときに電源ボタンは押さないこと

簡単な文章を読む

簡単な書類を読めればよいが、日本人の3分の1が日本語を読めないのでハードルは高い(逆に言えばそれでも働けてるとはいえる)
余談だが、少子化時代のFランは日本語が読めない人やハンデ持ちが増えるので就職困難者があのびょーきの前に入ったFラン生より増えるだろうなと思っていたり

体力・精神力

勉強ではないが、勉強しない人生を歩むのであればかなり重要な要素
社会適応力は
コミュ力>トレース能力>体力>>>学力
って感じで決まる印象がある
就活の茶番もトレース能力を試している面があるのだろうし、
前者3つのない高学力者は文系の場合ドロップアウトする可能性が結構高め

まとめ

学力の重要度は、一部の人しか行けないエリート企業や職種を除き、意外と低いと考えます
もし勉強をしない道を選ぶなら、コミュ力や体力を鍛えることをお勧めします
嫌いな勉強を「将来のため」と無理してやらせて最悪精神崩壊するよりは
敗戦処理的な観点で見ればまだマシなルートかと思います


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