アウトプットその①~リーダーとして気づかせる力~

インプットだけでは定着しない。アウトプットしてこそ、知識定着や考えがまとめると思いこれからは学んだことや考えをアウトプットしていきたいなと思い、noteを始めました。

WCMのフレームワークで有名な人材企業に入って、丸3年。現在は、3人のメンバーのマネジメントに携わらせてもらっています。らしさを尊重し、どちらかというと強みを伸ばそうという文化の会社なのですごく居心地が良いのですが、その分個々の考えを受け入れ、伸ばし、成長を助成するような考えや動きがマネジメントにおいては求められると思ってます。リーダーについての本はたくさん出ていますが、以下の本から学んだことをまとめたいと思います。自身の学びが大きい部分のみ抜粋。

まず、私もよくやってしまいがちなのですが、答えをそのまま「教える」ということ。教えずに、メンバー自らが答えにたどり着くように気づき(ヒント)を与えながら導くことが重要であるということを改めて思いました。そもそも人は、教えられた『答え』ではなく自ら気づいた『答え』に突き動かされる生き物です。

【気づきに導くステップ】

①対話の基盤を作る→②聴き取る→③行動を計画

①→信頼関係を築く、目的・ゴールイメージを合わせる②→質問に合わせて部下が考え、部下自身が言語化し、受け止める③気づきを活かした行動を決める、行動後フィードバックをする

①基盤を作るー信頼関係について  

●信頼関係の定義●根拠がなくても頼りになると信じる決意。その時大事なのは、「部下を信頼するけど期待しない」在り方。

評価されずに話せる環境づくりで信頼関係が生まれる。そのためにも心理的安全性の環境づくりが重要。他者の反応を気にせず自然体の自分をさらけ出せることができる環境を指す。                  ※部下が自分の苦手な部下でも自分が心のシャッターを開き、部下がどうしてその言動をするのか、背景にあるものに好奇心を持ちながら見つける。相手がどんな心の構造を持っているかと相手を見ようと決意したときに対話のための環境を作ることができる。

★考え方のHOW★『事実』と『解釈』を分けて考える!例)いい仕事をしよう→どういう仕事? 専門知識が不足しているからまだ無理→どの分野のどの知識か、どれくらいの水準か。

★伝え方のHOW★自分の気持ちを伝えるのではなくシーンに案内する。実感してほしいときに五感を部下が自分で体験できるような話し方をする。また、部下が実際に行動できないときは論理や言葉が理解できていも行動のイメージができていないことが多い。部下が経験したことのないことを前に進めるとしたら一緒にイメージの中に入って予行演習する。

★前提の考え方HOW★HOW部下をどれくらい伸ばしたいかによって伝える範囲が変わる。人の成長をすでにできている領域、成長を望んでいる領域、目標として高すぎる領域という3つでとらえる。これを部下との目標設定時い合意していく。

②聴き取る/理解する、内省を促す      

聞き取るうえでの主役は部下であり、リーダーではないので部下が話し終わった後に自分の感想を長々と伝え、経験談を話すことはNG。沈黙の時間は本人がまだ考えたことすらなかったことを初めて自分の内側に見つけていくために必要。質問には必ず何のための質問をするのかという目的が欠かせない。

★聞き方HOW★なぜではなく、どのようにを使用する。例)なぜ無理か?→どんなふうに無理だと思ったのか?もし○○だとしたらという質問。実際に体感してもらう。

★聴き取る際のチェック★相手がどんな状況でどんな感覚で話しているか想像して聴いているか。行動してうまくいってもうまくいかなくてもそこから気づいたこと学びを聴き取っているか。

③気づきを行動に変える

気づきを学びとして明確にし、実際に行動活かすかの行動計画を立てる。何をやるか、いつまでにどこまでやるか、最初に何から始めるか、やると決めたことをリーダーにいつまでに報告するか

行動計画を立てたら、振り返りを行うことが重要。振り返りの際には、以下を振り返りで行う。
・部下から見た自分の感想と達成度
・部下から見たできたこと
・リーダーから見たできたこと
・部下から見たできなかったこと
・リーダーから見たできていなかったこと

【感想】                     まずは相手を理解し受け入れる、期待しすぎない。ここからスタート。簡単に言うけど、実はこれが一番難しい。私も結構固定概念が強くて、こういうときは~すべきだ、というべき論がもともと強いタイプ・・・でも皆全く同じ環境で生きてきたわけではないので同じ考え方であるはずがない。相手を知り、違いを受け入れ、自分とは違う相手と同じゴールを見据える。

ちなみに、今の自分はステップ①心理的安全性のある環境づくり、ステップ②聴きとるは半分くらいできていると思うので、より聴くことに注力し、行動計画を立てて、定期的な振り返りをしてもらうことを意識してやっていきたいと思います。もっともっとメンバーの成長を実現できるリーダーを目指して頑張ろー!






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