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相手のほめるところが見つからないときは伸びしろを探す

良い人間関係を心がけるうえで相手をほめるのが良いとよく言われます。
自分をほめられるとうれしいですからね。

でも相手のどこをどう褒めたらよいのかわからないときがあります。
特に相手自身についてのネガティブな発言をしている時にそれに対してどうフォローしてよいか困りますよね。
無理にほめようとして余計にみじめな思いをさせてしまったりとか。


相手のほめるところが見つからないときはどうしたらよいのか。

これからの伸びしろを探してほめてあげましょう。


「ダイエットしているけど、ぜんぜん痩せない」という発言に対して、
「やり方しだいでこれからどんどんうまくいきそうだね」と言ってあげると、
「そうかな」と少し前向きにしてあげられるかもしれません。

「伸びしろ」というのは何を表しているのでしょうか?

可能性ですよね。

もう少し言えば、未来への希望ですよね。
今はそうじゃなくてもこれから先変わっていけるという希望です。

それを意識してこれから伸びていくところをほめてあげると人はうれしく思うものです。


例えば、「自分なんて何もできない、無能だ」と思っている人にどんな言葉をかけますか?

「自分の力にまだ気づいてないんだね」
「自分の能力を活かしきれていないんだね」
「自分の力をまだ信じきれていないんだね」
とかどうでしょう。

いずれの言葉かけも、あなたの中にまだ眠っている力があってこれから発揮していけますよ、という未来への希望が込められています。

どうしても言葉が思いつかなければ、
「伸びしろがあるよね」
「伸びしろしかないよね」
と言ってあげれば良いのです。

私も社会人になったばかりの頃は、経験もなかったので、自分は何もできない、なんて無能なんだろう、と思っていました。
もうずいぶん昔のことですけどね。

そのとき職場の先輩に
「お前にはポテンシャルがあるから期待しているよ」
と言われたことをよく覚えています。

何の力があるのかさっぱりわかりませんでしたが、可能性があるのか、先輩から見て私の中に可能性を感じているのか、と思って頑張ろうという気持ちになりました。


人は未来への希望を感じたいですからね。
今回は、相手のほめるところが見つからないときは伸びしろを探してほめてあげましょうという話でした。


最後までお読みいただきありがとうございました

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