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良好な人間関係の基本は相手の話を聞くこと

人の悩みの多くは人間関係の悩みだったりしますよね。
一見関係なさそうでも掘り下げていくと、悩んでいることの元には、人間関係があるものです。
ですから良い人間関係を築きたいと誰でも思いますよね。

良い人間関係を心がけるために最も大切なことをお伝えします。

今回は「良好な人間関係の基本は相手の話を聞くこと」というテーマです。


相手の話を聞くというのはとても大事なことです。
よくコミュニケーションが上手な人は、話し上手よりも聞き上手と言われますよね。

これは本当です。

良い人間関係にしたいなら、自分の話ばかりするのではなく、相手に話をさせましょう。
相手自身のことや相手が関心のあることを話せるように聞き役になることが大事です。


どうして相手の話を聞くことがそんなに大事なのかと言うと、人が一番興味があることは「自分」だからです。

自分自身のことに何よりも興味があります。
ですので自分のことに関心を向けてくれる人を好きになるのです。

相手に関心を持っていることを示す最もわかりやすい方法は何でしょうか?

それが相手の話を聞くということなのです。


話を聞くことで人から好かれる例として、明石家さんまさんがいらっしゃいます。

さんまさんは一人でがんがん自分の話をしているイメージを持たれやすいですが、よく観察していると違います。
むしろゲストの話を聞いてオーバーなくらいのリアクションを取っています。
大げさにソファーや床にゴロンとなって、文字通り笑い転げていますよね。

さんまさんの会話の仕方にはいくつか特徴があります。


まず3つのステップを取っています。

第一ステップは、相手の見掛けや着ているもの、最近の話題やちょっとした発言をきっかけに「どうなん?」とアバウトに聞かれています。

第二ステップでその内容を肯定しながらオーバー目のリアクションをとって大笑いして相手を気持ちよくさせています。

第三ステップで気持ち良くなった相手が調子に乗って新たに繰り出した話題から面白そうなネタを見つけてさらに話題を広げていっています。


主語の使い方にも気を配られています。

さんまさんは会話の主語を自分ではなくて相手にしています。
「最近どうなん?」と相手が主語になるような質問をして、帰ってきた答えをオーバーにリアクションして広げています。


さんまさん自身が話している時間も短いという特徴があります。

1人でずっとしゃべっているというイメージを持たれやすいですが、実際は違います。
観察してみるとわかりますが、さんまさんが1の長さで話すと、相手はその2.5くらいの長さで話しています。
相手が話した後にまたさんまさんが1話して、その後に相手が2.5くらい話しています。

さんまさん自身が話す時間は短いのです。
自分が話すよりも相手の話を聞くことを心がけていることがわかりますよね。

一流の芸能人も相手の話を聞くことを大切にしています。


人は自分のことに最も関心があって、自分のことに関心を持ってくれる人を好きになります。
ですので良好な人間関係の基本は相手の話を聞いて関心を示すこと、今回はそういう話でした。


最後までお読みいただきありがとうございました。


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