見出し画像

会話中に言いにくい話を切り出すタイミング

今回は『会話中に言いにくい話を切り出すタイミング』という話をさせていただきます。

言いにくい話を相手にしなければいけないときってありますよね。

相手がその話はしてほしくないと思うようなことと。
あなたがお願いしたいと思っていること。
相手から聞き出したいと思っていること。

相手がなるべく聞き入れてくれるように話を切り出す効果的なタイミングはいつか?

今回はそのような会話中に言いにくいことを切り出す効果的なタイミングについてお話しします。



会話中に言いにくい話を切り出すタイミング。

それは、相手が話しきって満足したところです。

まずはあなたが相手の話を聞く側になって、よく聞いてあげます。
相手は十分に自分の話をした後は、心がオープンになります。
そのタイミングであなたが話したい話題を切り出すと効果的です。


「返報性の法則」という人間の心理が働いています。

人は相手からなにかをしてもらったり与えてもらったりすると、同じようにお返しをしたくなる心理です。
私たちがごくあたりまえに持っている心理です。

自分の話を聞いてもらうことで自分のことを大切に扱ってもらえたと思います。
十分に自分の話を聞いてもらえたことで、次はあなたの話を受け入れてくれやすくなるのです。

ですので、まずは真剣にあなたが相手の話に耳を傾けて聴くことが大事になります。


たとえば、食卓で家族と会話中の場面です。

前からずっと話さなければいけない、聞きださなければいけないと思っていたこと。
でも話を避けられそうでなかなか切り出せそうにない。
今日こそ話を切り出したいと思う。

今日はいつもより会話がはずんで相手がのってきて機嫌が良さそうなので「今しかない」。

でもまだちょっと話を切り出すには早いかもしれません。
今まさにのっていて話したいことを話している最中です。

まずは話をよく聞いてあげましょう。
そして、相手が十分に話しきって満足したところで、あなたが話を切り出していきましょう。
あなたの話を受け入れやすくなっています。


今回は会話中に言いにくい話を切り出すタイミングは、相手が話しきって満足したところ、
という話をさせていただきました。


最後までお読みいただきありがとうございました。


【お問い合わせ・カウンセリング】
 
■小林へのお問い合わせは⁠こちら
小林へのお問い合わせやお仕事依頼など。
 
■カウンセリングのお申し込みはこちら
カウンセリングについてのお問い合わせやお申し込み。
 
小林いさむ|公認心理師

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?