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会話で触れてほしくない話題を察知する方法

今回は「会話で触れてほしくない話題を察知する方法」についてお話しします。

会話をしているときについうっかり相手の触れてほしくない話題に触れてしまうことってありませんか?

すぐにそれに気がつけばいいですけど、気がつかなくてその話題を続けてしまうと、相手の機嫌が悪くなったり、気まずい雰囲気になったりします。

誰でも触れてほしくないこと、コンプレックスになっていることってありますよね。
それを簡単に察知して、会話で失敗しないための方法をお話しします。


それを察知するためのサインは二つです。

1つは相手に質問をしてから返答までにかかる時間
もう一つは返答の内容です。

この方法は心理学者のユングが心の中のコンプレックスを探るための実験からわかったものです。
触れてほしくないことを察知するサインを「コンプレックス指標」と呼んでいます。


まずは時間です。

人はコンプレックスになっていることを聞かれると返答までの時間が長くなります
返答までに時間がかかったら「これは触れてほしくない話題だったんだな」と判断できます。

逆に返答までにかかる時間が短い場合は、触れてほしい話題である可能性が高いです。
それであればその話題を深堀していって大丈夫です。


次に内容です。

返答内容のサインはいくつかありますが、ここでは5つ紹介します。

①聞こえないふり

まず「聞こえないふり」というのがあります。

久しぶりに会った友人に「今何の仕事をしているの?」と聞いたとします。
その話題に触れてほしくない場合に
「えっ?」と聞こえなかったふりをします。

②オウム返し

「オウム返し」をすることもあります。

「仕事?」「仕事ねぇ」と言った返答です。

③見当違いの返答

「見当違いの返答」というのもあります。

「そういえば最近○○さんが仕事変えたらしいけど聞いた?」とか話題をそらしたりします。

④茶化す

「茶化す」っていうこともあります。

「仕事探しするのが今の仕事だよ、なんちゃって」とか。

⑤苦笑い

それから「苦笑い」するという反応もあります。


こういった返答には、人は「自分に都合が悪いこと」は耳に入れたくない、ごまかしたいという心理が働いています。


会話の中で相手の触れたくない話題のサインを察知したらどうしたらよいのか。

簡単です。

「すぐに話題を変える」

「あ、そういえば、思い出したけど最近こんなことがあってさ・・・」
と自分から話題を切り替えればいいのです。


触れてほしくない話題は人それぞれで違いますが、一般的にどんなものがあるのか。


マイナビさんが調査した「触れてほしくない話題ランキング」があるので参考に挙げさせていただきます。
https://news.mynavi.jp/article/20140825-a213/
https://news.mynavi.jp/article/20140829-a236/


男性の場合

1位 恋愛について
2位 収入について
3位 頭髪について
4位 体形について/学歴について 


女性の場合

1位 恋愛について
2位 体型について
3位 収入について
4位 家族について
5位 顔について 


以上ですが、会話で相手の触れてほしくないところにうっかり触れそうになることは誰にでもあることです。

すぐに話題を変えたり、長く付き合う人ならその人のコンプレックスを覚えておきましょう。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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