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#牧場をつくる 07 頼り頼られ自立する

11月に放牧開始に向けて準備進めていますが、いよいよ開拓作業をスタートさせました。
先日記事にしたように、まずは3月13,14,20,21日に作業のお手伝いを募集しました。

13日はあいにくの大雨、、、
(俺めっちゃ雨男。)

この日は地元自治会の方々にこれから工事が始まることの説明に一軒ごと説明にまわりました。

そして14日。
見事な草刈り日和!!
この日のために益子町内、町外から人が集まってくれました。

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頼り頼られ自立する

今回牧場を作るにあたってたくさんの方に関わってもらいたいと思っています。

森林ノ牧場が那須に出来てから12年、その間原発事故で牛が飼えなくなって仲間が集まり除染をしたり、クラウドファンディングで支援をいただいたり、コロナウイルスで売り上げ激減のところ多くの方に商品を購入いただいたりと、自立しようとすればするほどに沢山の方を頼って助けてもらいました。

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「頼ってばかり」のようだけど
牛を見て癒されたり、子供が喜んだり、自然の中で感じる事があったり、ソフトクリームを食べて家族や友達や恋人の時間が幸せになったり、森林ノ牧場がみんなに必要とされる牧場だと私は信じていて、どうやったらみんなの役に立てるかを必死で考えた12年でした。
そういう意味では頼られる存在でもなければならない。

牧場が出来てその先に目指すことは大きく言えば「自立」です。

牧場の経営的な自立
スタッフの自立
地域の自立

自立と何かを頼ることは一見矛盾するようだけど、頼ることこそ自立だと思うのです。
そして何かを頼るには同時に頼られる存在でなければならない。

先日、家入一真さんの話を聞いててすーっと入ってきたのだけど、自立というのは頼るという事、まさにそうだなと思いました。


那須では沢山の方を頼って暮らしています。

今回の牧場作りは益子で頼れる人を沢山つくることであり、どうやったら益子で頼られる存在になれるのかを探す過程なのかと思います。

森林ノ牧場がやりたいのは牛を飼うことでも、乳製品を作ることでもなく、頼り頼られて自立する取り組み作りのようなことで、牧場が出来ていくプロセスこそ大事な気がしてます。

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一緒に作業に没頭すること

僕は現場で働いている時が一番頭が活性化します。体を動かす作業に没頭するほど頭が冴える。

また、人とコミュニケーション取る時も一緒に何か作業するのを大事にしてます。

誰かと現場の作業する事には人を繋いで一緒にアイデアを出したり共感する力があると信じてます。

そういう意味でも牧場つくりという作業(あえて仕事ではなく作業と言いたい!)の機会を自分たちだけでやるのはもったいないと思いました!

作業の様子はまた次の記事で〜

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