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心理カウンセラーの人間学【できない自分を認める意味】

皆さん、素敵な時間をお過ごしでしょうか?

誰しも「自分はできない」と感じたことがあると思います

それ自体、悪いことではないのですが「自分はできない」部分にスポットを当て続けると

自己嫌悪に陥り自信をなくして卑屈になったり、臆病になって行動をしなかったりと

結果的に良くないことになります

ではなぜ「自分はできない」ことを認めてあげないといけないのか?

それは『自己成長』に大きく関係しているからです

人は嫌なことから目を背けたくなる生き物です

「臭い物に蓋をする」的なことを自然にしています

時には、その部分を正当化するいいわけを用意していることもあります

それは一時的にはいいかもしれませんが、長い目で見ると良くないことになります

なぜなら「できない自分を認めないのは、できない部分がずっとできないまま」になるからです

できない部分を認めていないということは

その部分を拒絶しているからです

拒絶からうまれるのは嫌悪感になりますので、できるだけ引き離そうとします

しかし、引き離そうとすればするほどその部分を意識して苦しむことになります

それよりも

「人間は完璧ではないのだから自分にもこんな部分はあるよね」

と認めてあげることにより、気持ちが楽になります

そして認めるからこそ「どうすればできない部分がすこしでもましになるかな?」と前向きに考えることができます

そう考えるだけでも自尊心が高くなります

そして少しずつですが「できない部分ができるようになります」

今まで認めたくなかった部分を認めることは人間の器も大きくします

なので相手にも寛大になれます

なぜなら

「相手も人間だからできない部分もあるよね」という見方ができるからです

このように自分自身の全てを認めることは

自分自身を大切にすることをしているのです

自分自身を大事にできる人は相手も大事にできる人です

そんな人になるための第一歩が

「できない自分を認める」です

そのために自身の長所も短所も認めてあげることが大事になります


話は以上になりますが、この記事を読んでいただいた方には自分自身も他人も大事にしていただける人になっていただければと思います

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