心理カウンセラーの人間学【当てにしたいけどもダメ!モチベーションを信じるな!】
皆さん、素敵な時間をお過ごしでしょうか?
「よし、今日からダイエットするぞ!」と意気込んでハードな運動をしました
決めた当日はモチベーションが高く、けっこう辛くてもやり切ることができました
がしかし、これが続くの少人数だと思います
これが悲しい現実です 笑
でないと、あんなに「ダイエットを続ける方法」や「習慣化する方法」などのハウツー本が多種多様に並んでいません
ダイエットを例にだしましたが、資格取得のための勉強や自分磨きのための読書などでも続けられる人は少ないですね
「よーし!この本を読んでこれからの人生を変えてやる!」そう取り組んではみたが、結局は積読で終了
何も変わらない日々を繰り返すだけになります
これは、どうしておきてしまうのか?
それには大きな原因があります
それは、モチベーションが高い時を基準にプランを考えているのが大きな原因です
ようは、人間はモチベーションに行動が左右されてしまうことを理解しないといけないということです
付き合ったばかりのカップルは熱々で寝ても覚めても相手のことを考えています
相手がどうすれば喜んでくれるか?どうすれば自分のことをもっと好きになってくれるか?
これは恋のモチベーションが上がっている状態です
しかし、人間は慣れる生き物なので付き合ったいくうちに隣に相手がいるのが当たり前だと錯覚します
すると恋のモチベーションは下がります
そして出てくる言葉は「昔は優しかったのに…」といって破局をむかえることになります
凄くベターな話ですいません
しかし、これが人間なのです
恋愛でモチベーションの違いを極端に例えで上げましたが、結局はダイエットだろうと勉強だろうと読書だろうと同じことです
モチベーションが高い時は人は行動します
しかしモチベーションが低い時には「めんどくさい」や「わずらわしい」が勝ってしまい、やらなくなる
これが、続かない正体です
それでは、モチベーションが低くても何かを続ける方法はあるのかなぁ?と思うはずです
実はあるんです!
それは習慣化する、この一択です
「それができないから困っている」といった声が聞こえそうですが、本当にこれしかありません
人間は習慣で構成される動物です
思い出してみて下さい
朝起きてからの毎日のルーティンが人それぞれあると思います
歯を磨いたり、顔を洗ったり、朝食を食べたりなど
この時に「今日は歯を磨く気分がしないから、歯を磨かないでおこう」と思う人は居ないはずです
モチベーションで歯磨きや洗顔をやらないことはありえないのです
これは習慣化されていて、これをやらないと気持ち悪いという状態になっているからです
(まあ歯を磨いてなくて気持ち悪いと思わないのも問題な感じもしますが)
なので、良い習慣を組み込む事ができれば、モチベーションに関係なく続くことができます
ではその習慣化するコツは?
最も私の中で効果的だったのは、If-Thenプランニングです
簡単に説明すると、「〜したら、〜する」というルールを決めるのです
私がしているIf-Thenプランニングは
「朝起きてすぐ運動をする」
「お風呂上がりの後はストレッチをする」
「寝る前は20分の瞑想」
などがあります
このようにすることで習慣化されていきました
ようは、行動と行動を結びつけることで三日坊主を阻止するやり方です
参考になれば嬉しいです
話は脱線しましたが、結論を申し上げますと、人間はモチベーションが高い時を基準に新しい行動を取り入れようとします
しかし、モチベーションが高く維持するのはかなり難易度が高いです
モチベーションが高い時を基準に考えずに、モチベーションが下がっても行動を継続できる仕組み作りを自分で考えることが必要です
これは会社などの組織でも使えることなので、頭に入れておくと活用できます
「モチベーション」この幻想に何度も裏切られてきた私が習慣化することができたので
きっとあなたも「モチベーション」を当てにせずに習慣化することができるはずです
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