見出し画像

心理カウンセラーの人間学【今の時代に必要スキル!それは「断る」こと】

皆さん、素敵な時間をお過ごしでしょうか?

ついつい、断れずにあれやこれやと仕事や依頼を引き受ける事ってございますよね

もともと、日本人は断ることが苦手な生き物です

加えて、昔の人は集落(村組織)で生活をしていました

すると、自分が周りの人の役に立っていないと集落に残ることができずに、生きていけなくなりました

その遺伝子の名残もあって、断ることが難しいと考える人が多いと感じます

そして、断ることで嫌われることや無能な人間と思われたくないといった、周りの目を気にすることも大きな要因です

しかし、その弊害は大きなものです

例えば、自分の能力以上の依頼を引き受けて相手の期待に応えることができずに、結果的に大きな迷惑をかけたり

自分の手に抱えている仕事でいっぱいいっぱいなのに、それ以上を抱えてしまい大事な人との過ごす時間まで犠牲にしてしまう

よって、一時的な感情で相手の機嫌を損ねたりするよりも大きな代償を支払うことになります

これは日本のサラリーマンによくあるパターンですね

これを海外の人たちから見ると「日本人は働きすぎだ」というのに繋がっているのかもしれません

それでは、どうすればいいのか?

まずは「断る勇気」を持ちましょう

たしかにそうだけども、簡単に言ってくれるなよという声が聞こえそうです

はい、私も断るのが苦手な人間です 笑

それでも断ることはしてきましたし、これからもしていきます

「断る勇気」と書きましたが、実際は勇気はそこまで必要ではありません

大事なのは一線を引くことです

「これ以上の自分を使うなら断ろう」

「大事な人(家族や恋人など)との時間を割いてまではやらないでおこう」

といった自分の中でこの一線は超えてはいけないことを明確にしておくのです

その一線を超えるような依頼が来た時は断りましょう

他にも「自分の能力以上の依頼は受けない」といった具合ですね

理由は簡単で結果的に迷惑をかけてしまいさらに、自分の信用も落とすことになるからですね

このようにまずは自分の中で明確に一線を引くことです

そして、相手を気遣いながら断ることが必要になります

相手からするとアナタに頼んできているということは、信用をしているからがほとんどです

(もし、都合のいい人になっているのであれば、キッパリ断るようにしましょう)

その相手が信用に基づいて頼ってきているのに、無下に断ると相手もいい気がしません

そこは相手の気持ちをくんで、相手を気遣い思いやりを持って断りましょう

「せっかく言ってもらったんだけども〜」や

「力になりたいんだけども〜」のように

相手が頼ってきたことには嬉しいという意思表示をしましょう

すると相手もそこまで嫌な気はしません

もし、ここで感情むきだして怒ってきた人はアナタにマウントをとるような利用しようとする人です

そんな人には嫌われても全然、大丈夫です

他の人にもそのようや態度をとっているので、いつか自滅します

そして、もし断った後に推薦できる人がいてるなら、紹介してあげましょう

「その件なら〇〇さんが得意でしたよ」

「〇〇さんはそのことに興味を持っていました」

もちろん、これをご覧の人には他人を売るような人はいらっしゃらないと信用していますので、純粋に自分が良いと思った人を推薦し紹介してあげて下さい

推薦相手の状況も考慮した上ですよ

以上を踏まえて「断る」ことをすれば、ほとんど大丈夫です

後、根本的なことですが仕事を怠けていたり口だけ偉そうに言っている人はもちろん信用がないので、断れば断るほど周りの人から相手にされなくなります

そんな人は自ら仕事を引き受けることをして信用を稼ぎましょう

まあ、当たり前の話ですね 笑

断っても嫌な気をされないのは普段から仕事をちゃんとして、周りの人に気遣いをしている人なので

話は少し脱線しましたが、断ることは自分を守ることになります

自分の犠牲を大きくしてまで、他人だけが喜ぶようなことにアナタは時間とエネルギーを費やしていませんか?

そんな人は「断る」ことも自分の選択肢に入れておきましょう

まずは、自分の中で明確な一線を引く

そして、相手を気遣いながら断る

もし、適任者がいるなら推薦して紹介する

これで上手に断ることができます

自分が大事なものを大事にしないと、取り返しのつかないことになるかもしれません

そんな人が少しでも減ってほしいので「断る」を身につけていただければと思います

数ある中からご覧いただきありがとうございます

サポートよろしくお願い致します!いただきましまサポートは、困っている人のサポートやカウンセリングの活動費に使わせていただきます。