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心理カウンセラーの人間学【もしかすると相手は頼まれた行動じゃなく、その頼み方が嫌で断っているかも?】

皆さん、素敵な時間をお過ごしでしょうか?

生きている限り、周りの人に何かお願いや頼み事をする時は絶対にありますよね

私の後輩が別の後輩に頼み事をした時の話なのですが

「○○さんは自分のことばかりで、全然こちらのことを考えてくれていない」と不満をもらしていました

しかし、不満を言っていた後輩は普段はそんなことを言うタイプではなく、むしろ積極的に周りの人の手伝いをするような人間です

では、なぜこのようなことがおきたのでしょうか?

これには大きな原因があります

頼み事をすんなり受け入れてもらえる人は、頼み事をする時に相手を思いやる言葉を選んだり、タイミングを見計らったりと、頼み事をする上でのマナーを大事にしています

なので、断られにくく頼まれた側もすんなりと受け入れやすい状況をつくっています

しかし、一方の断られる人は言葉を選ばずに自分の言いたいタイミングで言ってくるので、頼まれた側からすると「少しはこっちのことを考えて!」と不快な気分になり、できることでも断られたり、人間関係に亀裂を生じる原因をつくります

というか、頼み事をして嫌な顔をされる人は普段から自分勝手な言動が目立ち、周りの人たちからも嫌気をさされています

自分のことばっかり考えているというレッテルを貼られているのです

そんな人に頼み事をされても、できることでもしたくないのが人間ですよね

人間は理屈ではなく感情で動く生き物ですから

この時に追い打ちをかけるように「今、手が空いてるから大丈夫だろ!」と理屈で詰めてくると、さらに反発したくなるものです

「できる」という理屈よりも、「やりたくない」という感情を優先したくなるのです

そして、この感情に逆らって行動するとストレスを抱え込む原因になります

多くの人は、このような感情に逆らう事で大きなストレスを抱えることになります

この積み重ねが原因で、精神的にまいってしまう人を多いかと思います

話を戻しますが、すんなり頼み事を受け入れもらえる人は、人間は感情で動くことを理解している人です

なので、相手の感情に寄り添うようにして頼み事をしています

頼まれた側が嫌な気分にならないように、最大限の配慮をしています

そんな人は普段から相手に気遣いをしているので、自然と信頼されるのは当然のことで結果、頼み事を受け入れてもらいやすくなるのです

もちろん、頼み事の労力やかかる時間があまりにも大きくて断られることはありますが、とは言え「今なら出来るのになぁ?」という時に断られるのであれば、その頼み事の行動より頼み方が自分本位になっているかもしれません

せっかくなので、自分を見直すきっかけにしていただければ幸いでございます

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