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心理カウンセラーの人間学【本当に相手を理解することは難しい】

皆さん、素敵な時間をお過ごしでしょうか?

人間関係で衝突するほとんどはこれだと考えられます

「もっと私のことをわかってよ!」

特に、恋人関係や夫婦間でよくみられます

また、社内での人間関係でも「上司は自分のことをちゃんと見てくれていない」という評価にたいしても同じことが言えます

結論から申し上げますと、

他人は自分を100%理解することはできません

残酷にも聞こえますが、実際はそうなんです

悲しいですよね

でも、悲しむことはありません

なぜなら、それこそが尊いからです

100%理解できない中で、相手を理解しようとする気持ちは、すごく愛情に満ち溢れています

ここが人間らしさであり、すばらしいことだと私は考えています

人間なので時には意見の衝突もあります

自分が相手に対して、「なぜ、わかってくれないの?」と思うでしょう

しかし、この時み相手はどう思っているのか?

きっと同じように「なぜ、わかってくれないの?」と思っているでしょう

自分がわかってもらいたいと思っている=相手もわかってもらいたいと思っているはず

ここで、人間関係を築くコツが隠れています

自分が思っていることはだいたいは相手も思っていることです

つまり、自分が理解してもらえてわかってもらいたいと思うときは、まず相手の意見を理解する分かろうとするところから入る

すると、嘘のように衝突がなくなります

そもそも、意見の衝突する際、きっとはじめは論理的に話をしているはずです

しかし、自分の意見を受け入れてもらえなかったり、否定をされると人はどんどん感情的になっていきます

感情にふりまわされる瞬間ですね

そして、大半の人は自分の意見を理解してもらいたいという感情が優先するため意見の衝突が生まれます

衝突しているのは論理ではなく感情です

冷静になって意見の衝突があったことを思い出すと、「なんであんなにむきになっていたんだろう」と思ったことがある人も多いはずです

感情的になるため、反射的に自分の意見を理解してもらいたいと言う反応を起こしてしまっているのが、どんどんエスカレートした結果が衝突を生んでいるのです

この反射的な反応をいかに抑えることができる人が、人間関係を上手に築くことができます

さらには商談やセールスがスムーズに行くうえに、クレーム対応でも同じことが言えます

つい反射してしまうことを、抑えることができる人は性格もありますが努力をしてきたからこそできることです

「自分」を優先せずに「相手」を優先できること

言うのは簡単ですがすることは難しい、だからこそ挑戦する意味はあります

そんな人は必ず重宝されていきます

ご覧の方に、そんな人が一人でも多くなっていただければ嬉しいです

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