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【質問箱】フランカーとNo.8以外にできるポジションはありますか??

こんにちは。近鉄ライナーズの田淵慎理です。

今回も、質問箱の回答です。

今までやってきたポジションとその思い出について振り返ったので、興味ある方は読んでみてください。

ラグビー歴が約20年ほどありますが、ポジションという面で20年が詰まったものになっていると思います。


①センター

小学校2年生でラグビーをはじめてから、中学1年生まではバックスのセンターでプレーしていました。

小学生にしては、まわりよりも身体が大きく足も速かったので、ボールを持ったらまっすぐ突っ込んでいくタイプでした。いまとおなじですね。

だんだん高学年になると、簡単には抜けなくなってきて、ラグビーがイヤになっていた気がします。父親のアドバイスもわかったふりをして聞かず。いま思うとごめんなさい、って感じです。

6年間バックスでしたが、パスも含め何もかも下手くそでした。いや今もうまくはないですが(笑)

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②プロップ

Twitterでは、忘れていましたが、プロップも少しプレーしました。

何度もスクラムの姿勢を教えていただいたのを覚えています。

1番か3番かは忘れてしまいました。高校でまたプロップをやるとはこのときは思ってもいませんでした。

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③ロック

ロックは中学2年か3年からでした。(あいまいです。)

チームがあまり強くはなかったこともあって、カバーディフェンスのコースを走るクセがついてしまい、のちのち少し苦労しました。

中学生のときは、フォワードとしてボールをもらう機会がほぼなく、別にもらいにいこうともせず、サポートばかりしていました。

フォワードとはそういうもんだろうと思っていたからです。

当時、あるコーチに、「田淵がバックスラインでボールをもらってくれたら、バックスはすごく助かるねんけどなあ。」と言われました。

当時の僕は、あまりラグビーをよく知らずにプレーしていたし、トップレベルの試合を見ることもなかったので、どんなプレーをしてほしいと言われているか全くわからなかったという記憶があります。

過去に戻れたら、自分に教えてあげたいですね。

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④フッカー

高校2年生でフッカーを練習しろと言われました。

なぜかというと、当時17歳以下の近畿代表の合宿に呼ばれたのですが、そこでフッカーで受けてこいということでした。

高校の監督によると1年生からフッカーにしようとしたけど、ケガなどでタイミングが合わなかったとおっしゃってました。

2か月くらい練習して、合宿に行くと、まさかの3番でエントリーされていました。これはやばいと思って、

「すいません。ぼく3番はできません。」
「え?じゃあ、このエントリーはなに?」
「さあ??」
「???」

みたいなやりとりをしました。

まあ、フッカーは2か月でできるほど甘くないので当然のように落選しました。ラインアウトのスローインも練習してはいましたが、ちゃんと試合で投げるのも初めてだったのでボロボロでした。

「田淵はフッカーじゃなかったらなあ。」

とセレクションしたコーチに言われて、2か月の練習はなんやってん!!と思ったのもいい思い出です。

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⑤プロップ(3番)

これも高校2年でしたが、

「田淵は3番で代表を目指せ!!」と言われたことから3番をがんばって練習していました。

僕ひとり対ほかのフロントローのみんなで順番に押し合いをしていく練習がめちゃめちゃキツかったので覚えています。

いつもスクラム練習でトイメンだった先輩がすごい低いスクラムを組む人でした。それで腰がかなり痛くなったこともありました。

結局僕が3年生のときには、コーチが変わったので、気が付くと3番ではなくなっていました

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⑥No.8

やっとNo.8の登場ですね。

高校3年生で初めてプレーしたと思います。

アタックが苦手だったので、ディフェンスでチームに貢献しようと思っていました。

同期のバイスキャプテンに、なんでもできるフッカーでとてもいい選手がいました。ぼくもフッカーをかじっていたので、試合中にポジションを交代してプレーするのが3年生のときの最終スタイルでした。

「田淵は大学ではフッカーしか無理やで。」

とコーチに言われていましたが、大学に入学しても、フッカーにいい選手がいたのでしばらくNo.8でプレーしていくうちに、フッカーの話も消えていきました。

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⑦フランカー

はじめてのフランカーは大学1年生の夏合宿でした。なぜかよく覚えています。

はじめてのAチームのスタートでの試合。はじめてプレーするフランカーでした。けど、以外と緊張せずに、持ち味を出せていいプレーができたような記憶があります。

そこから現在までずっとフランカーでプレーしてきました。たまにNo.8でもプレーしますが、自分はNo.8ではないなと思っています。その理由については、また別の機会に。

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まとめ

フランカーとNo.8以外にできるポジションということだったので、多分ですがフォワード1番以外はすべてプレーした経験があります。

バックスもセンターでプレーしていました。

いろんなポジションに思い出があって書いていて楽しかったです。

社会人になってポジション変更はかなり勇気が必要で、チーム事情との関係もあります。わりと自由がきく学生のときにいろいろなポジションを経験することは、ラグビーの見方も広がっていいと思います。

今回、田淵はいろいろなポジションでプレーしたことがあるよという話でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。






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