投球時　腕を振り切る事が大事

投球時に、腕を振りきれていない選手が多いです。肩や肘の痛みの原因になるので紹介したいと思います。

トップからリリース時には肩の入れ替えが起こる

上の２つの写真のように、トップを作った時とリリースをした時には左肩のあった位置に右肩がきて、右肩のあった位置に左肩がくる、いわゆる肩の入れ替えが起こります。少しややこしいですね^^;　　　　　　　　　　　　肩の入れ替えが起こるという事は、腕が最後まで振れている・もしくは身体の回旋がちゃんとできていることになります　　　　　　　　　　　　　　

腕が振り切れない・身体の回旋ができない

１つ目の写真が肩の入れ替えが起こっている例です　　　　　　　　　　　下の２つ目の写真が肩の入れ替えが起こっていない例です。腕が振りきれていない、もしくは身体の回旋不足・できていない状態です。腕を振り切らないとリリース後の肩や肘・手の減速がちゃんとできません！腕を振り切る事だ肩や肘の減速を十分して力を逃がして負担を減らします。振り切らないと肩や肘に急ブレーキをかけて腕の振りを止めるために負担が大きくなります！車でも人でも急ブレーキをかけると負担が大きくかかりますよね！？　

腕が振りきれない＝身体の回旋ができていない事になるので投球が手投げになってしまいます。身体の回旋が使えていない分、肩や手の力で投げてしまうために負担が大きくなり投球障害の原因になります

手投げ（フォーム不良）がなぜにダメなのかこちらを読んで頂けると簡単ですがわかると思います

僕の所に来られる選手は少年野球を見ていると今の身体の回旋が十分できず、腕も振れていない選手が多いです。すると「なんかボールに力が伝わらない」「うちの子供の投げる球に勢いがない」などの相談をうける事があります。

フォーム不良のせいで投球障害を起こしてしまう他に肩が弱い原因にもなってしまいます