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ヒップファーストは結果

投球時のヒップファーストを聞いたことがあるでしょう皆さん
ヒップファーストって言うけれどお尻を先行したらいいってもんじゃないんです。ヒップファーストとは結果的になるものでその前の過程が大切なのです!

皆がいうヒップファースト

たいていの指導者はお尻を先に出せ・先行させなさい!っと指導していると思います!
もう少し丁寧な指導者は軸足に体重を残しなさいと指導してると思います!
後はステップ足は前に出るけど体重は残すとかですかね?

ヒップファーストは結果

ヒップファーストは結果としてなるものであってお尻を先行させればいいというわけではありません!
たとえていうとチャーハンを作れといって作ったチャーハンは見ためはチャーハンでも味が美味しくないようなものでしょうか。(わかるずらくてすいません)
ヒップファーストといってお尻を先行しても投球に何も影響しない又は悪影響を与えてしまう可能性があります!中身のないヒップファーストになってしまう!

ヒップファーストに大切な事

前方荷重・骨盤の前傾・軸足の荷重・軸足の内旋(骨盤を使っての)・ステップ足の内旋・股関節 足関節の柔軟性(可動域)

上に書いた事がヒップファーストに必要なことです!というよりこれがヒップファースとです!ヒップファーストを分解して解説したものです!これを組み立てると

軸足の母指球と股関節に荷重を乗せる、この時に骨盤の前傾と軸足の股関節の屈曲に股関節の内旋(骨盤の回旋)を行うと軸足に荷重が乗りフットプラント(ステップ足の接地まで)までのタメを作れる。ステップ足の股関節の内旋をおこない骨盤(体)の開きを抑える。内旋ができずに骨盤が開いてしまうと上体が突っ込み体が開いてしまい軸足のタメが逃げてしまう。
股・足関節の柔軟性(可動域)がない場合、これらの行為を行うことができない

ここまでの事をおこなうと結果的にヒップファーストになります!
ただし、足関節・股関節が硬いとできません!軸足に荷重を乗せようとしても母指球にも股関節にも荷重がのせられません上体が後ろに倒れるか踵に荷重がかかります!だいたいお尻が後ろにいく・お尻、腰を落とす・軸足の膝を曲げるなど、内旋の可動域がない選手も多く股関節を内旋できないので骨盤の後傾と股関節の外旋(体の開き)が起こりやすいです。
このような選手にいくら指導してもできないものはできません!

ヒップファーストとは野球選手ならだれでも知っていると思います、けど言葉だけが有名になって中身がない・わかっていない選手・指導者がほとんどです。
ヒップファースとはフットプラント(ステップ足の接地)の体重移動までに軸足に荷重を乗せ体の開きを抑えて力をためている状態が結果的にヒップファーストになります。


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