fat-d、鍼灸マッサージ師になる①

えー、今日からブログを始めますsinq-cです。
ラップで自己紹介するなら
オレのネームはMC sinq-c レペゼン業団鍼灸師会理事
右手に鍼持ち邪気を退治 ラップ歌って国癒す上医
と言った感じ。

読んだ如く鍼灸師のワケなンですが
何故、私が鍼灸師になったかを始めに書きます

夜に生きるか昼に生きるか

そもそも私の父は鍼灸師、母はマッサージ師という
二世坊ちゃんな生まれや育ち
ラップで言うなら、
オレは鍼灸師産まれ、マッサージ育ち
悪そうな(病気的)奴はだいたい友達

それじゃ、そのまま鍼灸マッサージ師になるかと思えば……
「オレはラッパー王になる!」
宇多田ヒカルのAutomaticが流行っていた頃、
いつの間にか私、FAT-Dも六本木のクラブで
マイクを握る生活をしていました

昼はコーコーセー、夜はラッパー、学校も六本木にあったので、
両立しやすい環境でした。
出演していく内に先輩ラッパーからも認められ始め、
当時、クラバーの憧れ川崎クラブチッタでの出演も決まり
リア充生活まっしぐらな中、悲劇は起こったのでした……

893襲来

私の活動を親に認めてもらうため母親をクラブに招待したその日に、
801……じゃなくて893の方々がいらっしゃったのです。
こんな偶然、有り得ないと思っていた中、案の上先輩ラッパーと
893の方々が揉め始め大乱闘HIPHOPブラザーズに。
これを目撃した母親は「マザーファッカーな職業ね」
親元で暮らす私にとって家出してまで
ラッパーになる覚悟はありませんでした。

「オレは鍼灸王になる!」ドンッ!!

切り替えの速さに定評のあるFAT-Dは
早速、将来のジョブをチェンジすることに。
「夜ではなく昼に生きたいんだよね」
と更正した不良ばりに同級生にアピールをしながら、
鍼灸マッサージ師になるべく鍼灸専門学校に関して調べ始めるのですが、
ここで衝撃の事実を知ることにりました。
「……入試倍率……10倍だ……と……?」

  つづく

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