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箕輪厚介さんの『怪獣人間の手懐け方』を読んで

幻冬舎の編集者、箕輪厚介さんの『怪獣人間の手懐け方』という本を読みました。



箕輪さんがこれまで本の編集を手掛けてきたのが幻冬舎の見城徹社長やホリエモンさん、最近ではガーシーさんなど。

明らかに怖そうで厄介そう、揉めたら大修羅場級の怪獣人間たち。

そんな怪獣人間たちとどう向き合って仕事をしていくか、箕輪さんのこれまでのノウハウやエッセンスが凝縮された一冊です。


怪獣人間の生態や接し方、共に仕事をしてとてつもない結果を出すための方法などが書かれています。



中でも怪獣人間との接し方について、すごく共感できる項目がありました。

それが怪獣人間との「距離感」について。


これは自分の経験上でもめちゃくちゃ納得できたのですが、怪獣人間とは中途半端な距離で接しては絶対にだめです。

ボクシングで例えるなら、「パンチが当たる距離」にいては絶対にだめ。


パンチが届かない距離。完全に認知されない(接しない)距離にいるというのがひとつ。

ただそれが叶わない(一緒に仕事をしなければならないシチュエーションになった)ときは、完全に腹をくくって、クリンチ(抱きつき)しにいく。

極端ですが、もうゼロ距離になってしまう。もう相手のこと超好きになって(超好きだと自分を洗脳して)ガンガン前のめりに付き合う。


自分も広告の営業で、業界内でも有名な怖くて厄介な社長の担当になってしまったことがあり、上記の方法と持ち前の強運で、なぜかめちゃくちゃ上手くいったことがありました。


就活中の人や社会人になりたての人、もしかしたら社会人生活で怖い厄介な人と対峙しなければならないタイミングがあるかもしれません。

もちろんメンタル大優先で逃げるが勝ちですが、もしちょっとだけ余裕や好奇心が残っているときは、思い切って怪獣人間に飛び込んでみるのも大いにアリです。


そのノウハウを、まずはこの本で学んでみてください。

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