『クローズZERO』最高

「一番好きな映画は？」というなかなかの難問に対し、映画通を気取りたい自分はおしゃれな映画やちょっと捻った映画を答えたいところです。

(ショーシャンクの空に、と回答する人は9割かっこつけたい人だという全力の偏見を持っています)
 

おしゃれな映画答えたいところなんですけども、建て前一切なしで、自分一番好きな映画は『クローズZERO』かもしれません。

 
自分の中にヤンキー要素とかアウトロー要素は見事に1ミクロンも存在しないのですが、なぜかヤンキー作品、ヤクザ作品大好きなのです。
 
 
『クローズZERO』、もう最高です。

 
漫画が原作の映画という、地雷がそこたらじゅうに潜んでいるジャンルの中で、唯一原作を超えた映画だと個人的には思います。
 
 
主人公・小栗旬演じる滝谷源治かっこよすぎます。あの飢えてる一匹狼感。リアル不良。
そしてそれを上回ってしまう適役山田孝之演じる芹沢多摩雄の最高のかっこよさ。
 
芹沢多摩雄は、全映画に出てくる登場人物の中で一番かっこいいです。
 
地獄の鈴蘭高校制覇に一番近い強さを持ちながら、家が貧乏という謎設定。

 
滝谷軍団と芹沢軍団の乱闘開始シーンで、周りよりちょっと遅れてスイッチが入る芹沢がかっこいいのです。
 
 
戦闘中盤で武装戦線が助けに来るシーンも最高。
 
 
電車男でオタクを演じて、クローズZEROで鈴蘭最強の男を演じて、後に全裸監督を演じる山田孝之、ちょっとえげつないです。

恥ずかしいですけど、クローズZERO、超絶おすすめです。