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ITエンジニア、経歴を盛って....やめよう

Twitterは度々燃える話題が生まれる燃料庫SNSですね!ここ数日、火種に困らないくらいのネタ投入が散見されております。お祭りは楽しいですね。おはようございます。

そのなかの1つ。中火くらいで煮込まれたネタが燻っていたようです。元ツイートはすでに削除済みなのでリンクは貼れませんが、ツイートを引用すると

これにはITエンジニア各位も苦笑い。引リツがそこそこ伸びたというお話ですね。(私は乗り遅れて見れなかったのですが....)

経歴詐称、するなマジで

これは経歴詐称の話かな?最初の現場と言及されているので未経験エンジニアの文脈なのだと思いますが。

はっきりいいます。

経歴詐称ダメゼッタイ

ダメだぞ(´・ω・`)

必要なスキルがないのに、開発現場にスキルがあると言って入る。これは詐称です。訴えられたらマジで賠償しないといけないやつです。エンジニア支援を謳っている方がかなり危ない内容の話をしているな、と心配になりました。

この話で一番被害を被るのは、開発者を募集している企業です。彼らは彼らのビジネスのためにエンジニアを集めて製品を開発しています。それでご飯を食べてるんですね。それなのに詐称した人を取ってしまう。結果手が足りなくて開発がちゃんと終わらなくなるかもしれない。ビジネス側としてもかなりリスクの高い結果になります。

ITエンジニアが経歴詐称を嫌うのは、巡り巡って経歴詐称で入ってきた人がいることによって、プロジェクトの崩壊のリスクに繋がるからです。誰かが詐称した人の開発分を巻き取らなきゃいけない。それは大抵開発速度が早い優秀な人に飛んでいきます。巻き取った結果疲弊し、戦線離脱になり、エースが抜けたことによって崩壊プロジェクト化。そりゃ警戒しますよ。当たり前じゃないですか。

これは別にエンジニアに限らず、仕事は個人の成長のために存在しているわけでは決してないのです。踏み台として使うような考え方はめちゃくちゃ失礼です。仕事に対してリスペクトがあればこのような考え方にならないと、私は思います。

よしんば、それで潜り込めたとしてもうまくいく保証はなにもありません。再現性が皆無なのです。

私も何年もエンジニアしてきていれば、ごまかして現場に入って来た人を何人か見てきていますが、ほぼ潰れて途中退場です。結局成果物も上がってきませんでした。一人だけ、なんとか食いついてきた人がいましたが、残業しまくってなんとか挽回していたこともあり、企業側の費用が嵩みすぎているのと、心を病んで結局途中退場となりました。

挫折率100%の絶壁です。エンジニア支援と謳っている方が、このルートを推奨はしないといいつつ提案するの、非常に謎なんですよね。

じゃあ未経験はどうすれば現場に入れるって言うんだよ

今回の話を未経験エンジニアの文脈だと仮定した上で、現実、未経験が現場に潜り込むにはどうしたらいいか、について私の考えを述べます。

実務経験はないことを正直に話した上で、スキルがあることを証明する

これに尽きます。

経験者を求めているといっても、企業は本当に実務経験がないとだめと思っているわけではありません開発できるスキルが間違いなくあれば良いのです。穴を開けられるドリルであると証明すればよい。

経歴偽装して入るより、必要とされるスキルを使って個人で何個かアプリ作り、それを証明としてもっていけばいい。それだけの話しなんですね。
実際に学習してればこういうアプリをいくつか作っているはず。多少のキャッチアップコストこそかかるものの、最低限、現場でタスクこなせるくらいのスキルにはなっているはずなんですよ。

ITエンジニアになるための学習や努力を正当に行っていれば、そこまで難しい話ではないはずです。

楽してエンジニアリングスキルを得られる道はなし。つながっているかわからない裏道を探し回るより、正道を往くのが最短なのです。ゆめゆめ忘れないようにいたしましょう。

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