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2023年の振り返り 〜 まじで色々あった一年 〜

こうして文章を綴るのはかなり久々になってしまいましたが、年末です。the end of 2023です。この一年はこれまで生きていた中で一番波乱の一年でした🫠

だって想像できないじゃないですか。いきなり会社をやめることになり、フリーランスで糊口しのぎながら法人設立をする。なかなかに痺れる一時でした。まあもっと色々合ったんですが、こうしたパブリックな文書に書くにはちょっとセンシティブなんでその辺はボカいてますが、こうして2023年も無事生存できたことは、取引頂いたお客様始め、SNSで絡んでいただけた方や、その他諸々のおかげでございます。本当にありがとうございました!!

法人を立ち上げて無事一期目も終わり、なんとか利益が出る形で終わることができました。正直会社を立ち上げたときはどこから手をつけていいのかちょっと戸惑ってテンパってましたが、眼の前に見えてるタスクを一歩一歩、倒して行ければなんとかなりはしました。こうした地道な作業の積み重ねが大切だと、改めて実感しましたよ。ぶっちゃけその辺弱点にも程があるので、頑張って克服するか、優秀な参謀の方にお願いしたいところではあるのですが(´・ω・`)

2024年は今年やろうと思ってできなかったビジネスの種をまくことを色々とやっていきたいところです。2023年は立ち上げと土台作り。2024年は作った土台の上にビジネスの種を植えて、それを支える人を育てていく。そういう一年を目指したいところです。

これからの会社の行き先

さて、弊社ですが、もともとあるチャレンジをするために立ち上げることになった経緯があります。このへんは前に投稿したポスト を見ていただければ詳しくわかるのですが、夜職と共に次のキャリアを探るサポートをすることを一つの存在意義として考えております。コロナ禍もひとまず明け、それ以前に比べたらそうでもありませんが、収入が不安定になる要素が多くあります。そこをエンジニアとして働きつつ夜職と両立できる会社というものがあればまた違った生き方を提供することができると考えているんですね。自分が自分らしく生きるために必要な生活基盤を提供できる。そういうことを目指していたわけです。

となると課題になるのは働く時間が不安定になることです。夜の勤務がないときや隙間時間にエンジニアワークをすると、どうしてもお客様と同じタイムテーブルでの働き方はできません。なので準委任で案件請けるにしろ、受託開発を請けるにしろ、そのタイムテーブルの差異をどう解消するか?という課題が生まれます。この課題をどう埋めるか。ここが今後大きく立ちはだかってくるものと予感しています。

そこで、弊社では2つのやり方で課題を解消しようと考えています。

1. 自社サービスの立ち上げと収益化

タイムテーブルが合わなければそのタイムテーブルでも問題ない事業にしたらいいじゃない からの案がこれです。自分たちでサービスを作って運用すれば多少働く時間が合わなくても問題有りません。きちんとタスクに分解して道だけ整えておき、後はつくるだけの地図を作っていく。それさえしっかりできれば多少タイムテーブルが合わなくても開発自体を進めることは可能です。そもそもソフトウェア開発というのは非同期的なコミュニケーションでも十分成立するものです。そういう特性もうまく使っていけばなんとでもなる、と楽観的には考えています。自分が整地がんばって地図整理していけばいいだけだもんな。

しかし、新しいビジネスを立ち上げるって本当に一筋縄ではいかないんですよね。アイデアだけあっても本当に利益がでるかはPMFをどう掴めるか、だったり営業をどれだけぶん回して見込み顧客を獲得するか、が開発よりも要因としてはでかい。

以前、下記の動画の16分くらいのところで話させて頂いたんですが

「ITじゃない業界の仕事をITで埋めていく」というお話をさせていただいたんですよね。いろんな業界にITドリブンの事業を作って殴り込みをしていく、と吹かしてる以上、自ら作ったサービスを収益化まで持っていくことは必須です。市場調査をしつつニーズやペインを掴む。その検証を素早くするために荒くてもいいから動くシステムを素早く作り、PMFを探っていく。そのサイクルをぶん回すことが必要となります。たくさんつくってたくさん検証する。その過程で得られたサービスを立ち上げたときに得られた知見や技術をいろんなところに転用していくことが事業戦略上かなり重要になるわけです。これまで0-1の経験はそれなりにあるし、なんだかんだ関わっていたものは程々に成功してはいるので、全く不可能ではないと思ってます。少しでも可能性があるなら狙ってけ。できると思ってやったことは大体実現してきた。

まあ、自社サービスで収益化できなくても、こうして得られた知見は受託開発の営業力の源泉として使うこともできるわけです。二毛作はできらぁ!!
仕事を発注する側の視点としても実際に動いているシステムがあることはかなりのプラス要因になるわけですよ。保険もしっかり備えていくべし。

2. ITに精通してなくてもできる開発のスタイルを確立する

夜職の人をエンジニアとして育成する。字面で書いても全く簡単に思えないのですが、正直エンジニアとして一人前になるにはその人の性質に大きく左右されます。技術に興味が持てるか。開発を楽しいと思えるのか。そういうやつですね。人が成長するには「痛みを感じて克服する」「好きで好きでたまらなくて趣味感覚で壁を超えていく」の2パターンしかない。こと常に新しい技術が出てくるITに関しては、後者の素養のほうがより重要となるわけです。こんなん夜職に限らず持ってる人は希少な素養です(´・ω・`)みんなに期待できるもではない。

では視点を変える。必ずしもITに興味がわかない人でもできる形で実現する手段はないか?非ITの人でもこなせる大きさにタスクを分解する、が一つの解法となるのではないか?そう思ってるんですよ。

たとえばの話ですが、牛一頭を肉にしてね、は知識と技術がある人しかできません。部位の知識、可食部の知識、それをうまく取り分ける技術は一部の人しか持っていません。しかし、一頭をそれぞれの部位に取り分けた肉を一食分にスライスしろ、はできる人が増えます。もちろん食べたときに美味しい大きさや切り方があるのでまだスキルが問われる部分ではあります。まだ完全じゃない。では、一食分にスライスした肉をひき肉にしろ、だったら?そこまで難しい技術は必要にならない。場合によってはひき肉作るマシンを動かすだけでも実現することができる。

結局のところ、人が捌けるタスクの大きさや難易度をその人が扱える範囲に切り分けること、さえできればITの知識無くても可能にすることはできると思うんですよね。今はAIという心強い味方もいる。簡単な実装ならAIを使って実現することもできる時代。生成されたコードが正しいかどうかさえ検証する強いエンジニアさえいれば、IT知識がなくてもプログラムを書くことはできるわけです。これを小さく分割してモジュール化し、その端の実装をAI使って非ITの人でもこなせるようにしてしまう。そういうプラットフォームを作っていろんな人に参加してもらうことを狙ってますというか、テストの文脈だとめちゃくちゃ有用に働くんじゃないか?という予感があります。持ってるIT知識も使っている環境も千差万別な人々が試して問題を報告してくれる。プロダクトを作って運用していくために、こんなに心強いことはないです。そういう未来もまた面白んじゃないでしょうか?

終わりに: 2024は会社の存在意義を実現していく仕込みの時期

「人々の暮らしやすい世界をTechを用いて改革していく」これが弊社のビジョンです。そして3つのビジョン「新たな常識を素早く作って試していく」、「私たちの生活を便利に快適にするお手伝いをする」、「人々みんなが活躍できるより良い未来を作る」これを実現するために走り始める年にする。これが私の2024年です。

まだまだ体制も整ってない、人も揃ってない、そんな2023年の末。来年の今頃どこまで飛躍できているのか。未来はわからない。でも掲げたものが少しでも実現できていれるように突き進んでいく。希望をもって全力を尽くしていきたいと考えております。


さて、色々書いていたら年明け数時間前まで迫ってきましたな。来年も変わらずTwitterでも、実生活でも、お仕事でも大暴れしていくと宣言いたしましょう(`・ω・´)

自分の夢を形にする過程を大事にしていきたい。そういう思いを大切に抱えながら2023年にさよならして、2024年にまた心機一転駆け出していきましょう!!

今年一年、本当にありがとうございました。来年も活動にご期待ください。皆さんにとって、2024年が素晴らしい一年になりますように。心から感謝を込めて。


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