2024年の抱負

2024年が始まってしばらく経ちますが、年末と同じように今までやって来なかった「今年の抱負」を設定してみようと思います。

2024年は自分の音楽の美しさについて、改めて見つめ直したいと思っています。

自分が作る音楽は"失うこと"がテーマになっていることが多いです。

理由はとても簡単で、たくさん失ってきたから、だと思っています。

失うにもいろいろな形があります。

人生は各々が好きなように、かつランダムに、二次元もしくは三次元に描いていく線のようなものだと思っています。

その線の形は人によって丸だったり三角だったり、あるいは留まり続ける点のような人もいるかもしれません。

描いた線同士がたまたまぶつかった時、人と人は出会うのだと思います。

その線が何回もぶつかることもあれば、一度だけなことも、一度もぶつからない人もいるでしょう。

各々の意思で一緒の方向に描いていくこともあれば、ランダム性によって別々の方向へ描き出されてしまうこともあります。

まぁ…ランダム性で言えば、悲しいことに線が途切れてしまうこともあります。(簡単に言えば死ぬことです)

過程や理由がなんであれ、自分は線同士が離れてしまう瞬間に美しさを感じているように思います。

それを更に「何故美しいの?」と突き詰めてしまうと、最終的に何に行き着くのかはわかりません。

でも、日頃感情が動きづらい自分にとっては、"失うこと"が最も感情の動く瞬間であることは間違いありません。

そしてそのことを"美しいもの"として音楽で表現することはできます。

今年はそういった表現としての自分の音楽を見つめ直して、
たくさん描いていけたらいいなぁと思います。

未完成ですが、「それだけのこと」という曲を添付しておきます。

聴いてみてください、できればでいいので


THURSDAY'S YOUTH
篠山浩生

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