ソニーDSC-RX1シリーズのすすめ。
こんにちは、写真練習家の篠山です📷
たまには機材の話をしたいと思います💡
と言いますのは、ずばり、ソニーDSC-RX1シリーズのすすめ、です。
RX1シリーズとは、ソニーのレンズ一体型デジタルカメラに属するものであり、1996年に発売されたソニー初の民生デジタルカメラ(マビカは除く) DSC-F1 の流れを汲む Cyber-shotシリーズのカメラとなります。
特徴としては、(それなりに)コンパクトなボディに 35mmフルサイズセンサーを搭載、レンズは Carl Zeiss Sonnar 2/35 を有し、近接撮影モードを備える、といったところでしょうか。
私の認識が間違いでなければ、ソニーの民生デジタルカメラは今年25周年ということになるのですね😲
ちなみには私は1997年発売の DSC-F2 というモデルを所有しています。当時新品購入した物です💦
写真は RX1R という二世代目のものですが、私は初代の RX1 を発売直後に飛び付いて購入しました。
しかしその RX1 はしばらくして手離してしまいました。
理由は、
・バッテリーの持ちが悪い
・AFが遅い
・まだ Carl Zeissレンズへの強い拘りがなかった←
辺りだったかと思います💡
その後、センサーがローパスフィルターレスとなった(それ以外は基本的に変わっていない認識です)の RX1R を入手し、さらに最近、中古価格がやっと少し下がってきた RX1RII(RX1RM2) を入手したのでした。
RX1RM2 は、それまで 2430万画素だったセンサーを 4240万画素に変更し(おそらくα7RM2 と同系統の世界初35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー)、AFが像面位相差になったのと、ローパスフィルターをON/OFFできるようになったのと、ビューファインダーが内蔵されたこと、液晶ディスプレイがチルト可能になった(そして本体が分厚くなった)こと、が大きな変化だったでしょうか。
私としては、画素数は 4000万画素も要らなかったし、液晶ディスプレイのチルトも不要だったのですが、、
後者については、RX1RM2 までは外付けのビューファインダーが装着でき、それが角度を変えてウエストレベル(?)で使用できたからなのでしょう。
さて、ではここからは私が RX1シリーズで実際に撮影した人物写真を紹介しながら、思い付いたおすすめポイント(💧)を書いていきたいと思います。
Ruka Sakurai, 6/2013 (RX1)
当時の篠山らしい青い写真ですが笑、焦点距離35mmのレンズということで、このような距離感を演出しつつも変に歪まない(手前の手等が大きくなり過ぎたり、周辺が伸び過ぎたりしない)画が得られます。多分。
Reina Akaiwa, 9/2013 (RX1)
F2開放で撮影していますが、開放からしっかりシャープで、そして Sonnar の特徴でもある美しいボケ💗
RX1 で撮影した写真は実はここまでで、次は RX1R で撮影したものとなります💡
Ayami Sakura, 8/2018 (RX1R)
時間はバーンと飛んで 2018年。RX1R での撮影です。
こういうシーンでコントラストAFが迷いまくるのですよね💦
でも出てくる画は他では得難いものになるという、、謎なカメラです←
Nao Nishimura, 3/2019 (RX1R)
RX1R も初代同様、あまりバッテリーは持たないカメラだという認識ですが、私は他にも別のカメラを数台使って撮影をするため困ることはないのです💦
最初に RX1 を手離した時は、1台だけ持ち出してスナップ写真を撮る、みたいな用途を期待していたためNGだったのでした。
Konami Sano, 3/2019 (RX1R)
写真集『decisions.』の撮影でも使用していました💡
Konami Sano, 3/2019 (RX1R)
実は、同じ設定で撮っても、同じソニーのαシリーズ+Carl Zeissレンズ(それこそ Sonnar 1.8/55 等)で撮った写真と色味が違うので、、うーん…と思ったりはしていました💦
Konami Sano, 3/2019 (RX1R)
αシリーズで撮った写真より、妙に青くなるのです(私は常にWBは太陽光で撮ります)。
それでも、たまに他では得られないホームラン的な写真が出ることがあるので、うっかり使ってしまうという…笑
Ruru Niiya, 8/2019 (RX1R)
#JuicyFruits展 の撮影でも、年に1,2回は使っているでしょうか💡
このコントラスト表現、美しいではありませんか👍
左の方はレタッチで持ち上げた可能性がありますが←
Natsuho Yamanaka, 1/2020 (RX1R)
写真集『はるとなつ。』の撮影でも使用しました💡
このカットはボツだったかもしれませんが…💦
Natsuho Yamanaka, 1/2020 (RX1R)
それなりにコンパクトですので、このように乗り物に乗って撮影する場合にも重宝します。
この時は他にもう1台 普通のミラーレス機を持っていたような気もしますが笑←
同写真集では、観覧車内での撮影でも RX1R を使用しました💡
Natsuho Yamanaka, 2/2020 (RX1R)
あとは飲食店やその他のお店で撮影させて頂く場合、それなりに目立たないかも、ということで使っていました。
あと後ろに引かなくても撮れますし👍
Ayami Sakura, 8/2020 (RX1R)
昨年の #JuicyFruits展 の撮影でも使用しました💡
コンパクトで広角ですから、このように何かの上に乗って俯瞰で撮影する場合に選ぶことが多いように思います。
まあ、ミラーレスでもそんなに重くはないですが、、💦
Konami Sano, 9/2020 (RX1R)
同じく昨年の #JuicyFruits展 向けの写真です。
こういうカーテン越しに光が溢れている、みたいなシーンで化学反応が起こることが多い気がしていて、それで感覚的に(沢山持って行っているカメラの中から) RX1 を選んでしまうのかもしれません💡
Yun, 4/2021 (RX1RM2)
最後は今年の写真で、RX1RM2 で撮影したものです💡
RX1RM2 はまだ入手したばかりで、人物撮影で使ったのはこの1回、しかも数枚しか撮っていないのです💦
とても難しい条件ですが、ぴったりとAFを決めてくれています👍
RX1, RX1R では無理かも笑
📷
ということで、いかがでしたでしょうか。
自分なりの利点を書き出したつもりです。
ちなみに、RX1RM2 においてもバッテリーの持ちの悪さは変わりません💦
それを理解した上で上手に付き合っていくというか…大人になったなぁ←
ひとつソニーさんに対して要望があるとすれば、もう少しレンズをコンパクトにしたやつを出して頂けないか、、と。
RX1シリーズはコンパクトではありますが、とにかくレンズがごっつい💦
昔のフィルムのコンパクトカメラはもっと小さかったり、なんならレンズが沈胴したりしたじゃないですか。
それくらいのものを 35mmフルサイズセンサー機で出せれば、完璧なのですけどねえ、、
モデル:
Ruka Sakurai, Reina Akaiwa, Ayami Sakura, Nao Nishimura, Konami Sano, Ruru Niiya, Natsuho Yamanaka, Yun
撮影機材:
Sony Cyber-shot DSC-RX1, RX1R, RX1RM2
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