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【エア散歩】それ、絶対うまいヤツ!モルドバの美女宅でごちそうを
🟧 モルドバという国
モルドバ共和国のYana(23)は絵に描いたような美人のトモダチ。モデルになろうとしたことはあったものの、プロの関門は想定以上に高く夢は諦めたのだとか。確かに、ロシア及びその周辺国はかなりレベル高そう…。
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あ、そもそもモルドバって、あまり知らないですよね。ボクはYanaと知り合ってほぼ初めてその名を知りました。
モルドバ共和国は旧ソ連の国で、ウクライナ南西部と接しています。九州くらいの大きさで人口わずか400万人。旧ソ連の構成国ですが、ウクライナ同様現政権は親欧米派。ウクライナのドネツクとかルガンスクのように親ロシア派支配地域が独立を宣言したりして、ここにもロシアの魔の手が伸びるのではと懸念されていたりします。また、経済状態もかなり厳しいようです。
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ワイン程度しか特段の産業もなく、ロシアからのガス輸入の支払いが滞るほど経済状況は厳しく、「ヨーロッパの最貧国」とも言われています
🟧 才女Yana
人口2万人の小さな都市Drochiaでお婆さんと同居しているYanaは、ロシア系民間商業銀行Alfabank(露 Альфа-Банк)のビジネスアナリスト。つまり、めちゃくちゃ才色兼備のエリート。モスクワ大学についでロシア第2位のレベルを誇るサンクトペテルブルク大学卒で、英語はネイティブクラス。普段はロシア語を使いますが、モルドバの公用語であるルーマニア語(これがまた歴史が奥深い)のほか、ウクライナ語、そしてモルドバ語も堪能ということで、脳味噌と容姿の偏差値が圧倒的ハイレベル。何でこんな人と知り合ったんだろう笑
とはいえ全てが順風満帆というわけではなくて、家族関係には複雑な事情があり、今は実家を出ておばあちゃんの家で暮らしており、そこで大事に育てている魚や、アロエやメリッサ(ハーブ)などの観葉植物の写真や、散歩ついでに近所の風景写真なんかを快く送ってくれます。
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🟧 今日は料理の話
そんなYanaと、料理の話になりました。今日の晩ご飯はこれ作るのよ〜とキャベツと豚ミンチを炒めてから米と一緒に煮る何とかいう料理で、ロシアのレシピサイトで見つけたものをこしらえています。
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二人とも映画・ドラマ好きということもあり、Yanaは料理をしながら、ボクはアマプラを見ながらハリウッド女優で誰が一番美人かという論争をしつつ、やはりどうしても食べ物の話題に。
他愛のない会話の中で彼女が教えてくれた、モルドバの郷土料理が一際ボクの興味をそそりました。その名も「mamaliga(ママリーガ)」。意味はわかりませんが、何だかいかにも母の味って響きですね!
何はともあれご覧に入れましょう。こんな感じ!
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わーお!何とそそるビジュアルでしょうか!
モルドバのどこの村の家にもあるトウモロコシ粉と小麦粉で作る「お粥」だそうです。ん?お粥?我々日本人のお粥の概念からちょっと外れていますが、この黄色いパンケーキみたいなやつが、ふっくらそうに見えて実はお粥なんですね。細かいとうもろこし粉を炊いているので、見た目よりべちゃっとしているのでしょうかね。
トウモロコシの粉を細かくして、ふるい分け、乾燥させる。鍋に小麦粉と塩を入れ、沸騰したお湯で5分ほど茹でます。残りの小麦粉を山盛りにして注ぎ、木べらで4つに分ける。約15~20分、邪魔にならない程度に茹でる。そして、ダマにならないようによく練る。その後、ママリガをスプーンでかき混ぜ、閉じた蓋の下で皿の端に10〜15分ほど置いておく。準備ができたら、鍋をよく振って逆さまにし、乾いた木の板の上に置く。伝統に従って、ママリガを木刀や針金でカットする。溶かしバターやサワークリーム、おろしチーズやクラッキングを添えるのも忘れずに。
ご覧の通り、肉(もっぱら豚肉が主流だとか)と合わせて食べるわけですが、奥にめしますチーズなどの様々なトッピングやソースをバサッとかけて混ぜて食べるそうです。このソース、ガーリックが効いているんですって!ひゃ〜、これ絶対うまいやつ!
ちなみに、上の写真のものはあらかじめ一人用って感じでこじんまりとしていますが、一般的には下の写真のように大きく作って、紐などでピッピッってカットするんですね。家族でソワソワしながら取り分ける楽しそうな食卓のイメージが目に浮かびます。
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思わず「作って送ってくれ〜」と懇願しましたが、ありました、レシピ動画。本当、今って何でも転がってますのね、奥さん!バックパックで地球5周した旅人マリーシャさんがめっちゃ特集して実際に作っているではありませんか。こちらの記事からぜひチェックしてみてください。
まぁ、ボクは料理しないんで、今度こっそり作るか、奥さんに頼んでみることにします笑
料理の話をしていたら深夜なのにお腹減ってしまったので、つまみ食いしてきます。今日も最後までお読みいただきありがとうございました!それではまた!
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