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【エア散歩】美女と行くジョージアのファンタジックな首都トビリシ
ジョージアという国
この国について知ることになるなんて予想だにしませんでした。
しかし、とある美女との出会いによってにわかに関心が。
ここは、🇬🇪ジョージアの首都、トビリシ。
アメリカのジョージア州じゃないですよ、缶コーヒーでもないですよ。(缶コーヒーのジョージアは、コカコーラ本社がジョージア州アトランタにあるのが由来です)
ジョージアは、こんなところにある国です。
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缶コーヒーではなく、なんとワイン発祥の国。
昔はロシア語で「グルジア」と呼ばれてました。
しかし、ソ連崩壊後反露感情が高まり、2008年にロシアと武力衝突。翌年からロシア語由来のこの名称を諸外国にも使ってくれるなと要請し、遅れること7年、2015年から日本政府も正式にこの国を「ジョージア」と呼ぶことにしたそうです。
その歴史は古く、アジアとヨーロッパが交錯する絶妙な位置にあることから、紀元前数千年前からいくつもの王朝やロシア帝国の支配下に置かれてきました。
面積は北海道より一回り小さい約7万km²で、人口も北海道より100万人少ない約400万人。ミニ北海道って感じ。
四季があり、夏は暖かくて乾燥しほぼ晴れ。冬は長くて非常に寒く降雪が多いそうです。年間気温は -2°Cから 31°Cなので、福島市くらい。
個人的に惹かれたのは文字。
クルクルしててめっちゃかわいいんです。
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「こんにちは」はこんな風に書いて、「ガマルジョバ」と読みます。
გამარჯობა こんちには
あら?と思った方、鋭いです!
そう、知る人ぞ知るサイレントコメディー・デュオ「が〜まるちょば」のコンビ名の由来になった言葉なんですね。
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え?知らない?
東京オリンピックで競技種目のピクトグラムのfunnyな紹介シーンを覚えてますか?あれやってたの、この人たちです。
世界的に活躍する彼らがドイツのインターナショナルフェスティバルに招待された際に、共に出演していたジョージアの子どもたちから覚えた言葉だったそうです。
今日のガイドはモデル並み
ジョージアについて知ることになったのは、Yanaの数奇な運命に「伴走」しているからなのでした。
モルドバ出身のYanaは、これまでの記事でもちょいちょい登場済み。モデルにこそなれませんでしたが、いくつものオーディションを受けただけあり容姿端麗。しかも、ロシア語、英語、ウクライナ語のマルチリンガル。
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ロシアのサンクトペテルブルクの大学を出て一時モルドバに戻りますが、家庭の事情などいろいろあって昨年再びサンクトペテルブルクへ。
しかし、なかなか適当な職が見つからず鬱々とした数ヶ月を過ごすことに。結局、先にロシアを脱してジョージアに移住した彼氏を追って昨年末に彼女もジョージアに移り現在はトビリシで同棲しています。
日頃は、インスタの笑えるリール動画を交換したり、たまに政治や映画の話を交わしつつ、互いの日常風景をシェアしています。
そんなYanaにお願いして、トビリシの街並みや食べ物を教えてもらううち、もっと色々観たくなったので、彼女の目線で撮った写真や動画を送ってもらうことにしました。
※一部Yanaがネットで拾って来た画像を含みます。
ここでは皆さんにもシェアしますので、一緒にトビリシのエアトラベルを楽しみましょう!
トビリシの街並み
ロシア国境
まずはロシアからジョージアへ向かう国境の様子を。
日本は海に囲まれているため、他国に行く際にこうした光景を眼にすることはなく新鮮です。
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上はガラガラ、下は大行列になってます。これは、ロシアのウクライナ戦線への動員令前後の比較です。直後は大勢がこうして国境に押しかけたんですね。
街全体の雰囲気
首都トビリシの面積は 726 km2、人口は 148 万人。面積は新潟市、人口は京都市くらい。
その眺望は極めて個性的で、まさに絵画とみまごう美しさ!
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てくてく街歩き
ざっくりと知識と雰囲気をインプットできたところで、いよいよ街中バーチャル散歩のお時間です。
まずは、出発地点。Yana(と彼氏)のアパートから。窓の外はこんな感じの眺望で、とても清々しいですね!
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暑いコーヒーで目を覚ましたら、さぁ、出かけましょう。
最寄りの公園。
あれ、犬が脱走….モニュメントがしゃれています!
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このワンコたち、よく見ると右耳に黄色いタグがついています。実はこれ、「ワクチン摂取完了証」。犬が愛されてますね。
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ちょっと通りに出れば、こんなヨーロピアンなホテルやお店が立ち並びます。とても清潔で気持ちの良いストリート。
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普段着の街中は、こんな感じ。そこここにグラフィティアートが見られます。が、よく見ると芸術的とは言えない暴言の落書きも…
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トビリシは地下道までアートでした。
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David Machavarianというアーティストが、モノクロの壮大なイラストレーションを壁面に描き、まるで漫画の世界に飛び込んだかのような錯覚で楽しませてくれます。
モチーフは「The Knight in the Tiger's Skin(豹皮の騎士)」(ショタ・ルスタヴェリ)という12〜13世紀にグルジア語で書かれた長編の叙事詩。
アラブ王の家臣が、旅先で出会ったインドの王子(豹皮の騎士)がインドの王女を捜し求めるのを助け、自身も別のアラブの王女と結ばれるまでを描いたものだそうです。
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Yanaはこうしたアートが大好きです。
一方、中心部から少し足を伸ばした山の中には「動物センター」というのがあり、26頭の熊、数匹のオオカミ、キツネ、牛、馬などが飼育されています。入園料は無料で、餌やり体験のエサだけ有料。動物たちを保護するための寄付も受け付けているのだとか。
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Yanaは、彼氏と友達と一緒にタクシーで来園して、彼氏は車で待ってるわと最初は言っていたそうですが、熊がたくさんいると聞くや「俺も行くわ」とついてきたそうです。心配だったのか、無類の熊好きなのか笑
ここの熊はベジタリアンで、餌やり体験では人参とリンゴをあげられます。飼育員曰く「チョコを持ってきたら、みんなこぞってキミについていくよ」。
写真は撮らなかったものの、ボンボラという茶色くてフワッフワのでっかい犬もいます。イメージはこんな感じ。
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他の友達はみんなビビって遠巻きに見るだけだったけど、Yanaはお構いなし。センター始まって以来、ボンボラちゃんと戯れた人第一号になったそうで、帰るときにはボンボラちゃんが車まで見送ってくれたそうです。
ちなみに、Yanaは大きな動物、高いところ、飛行機、雷、閉所などは全然大丈夫。一方、怖いものは、怒った犬、ムシ、ヘビ、そして大勢の前で話すことだそうです。
さてさて、日も暮れてきたので、再び市街に戻りましょう。ここからは都会の夜景を楽しんで行きますよ!
遅ればせながら、トビリシ一番の見どころといえば、何と言っても、タイトル画像にもあるナリカラ要塞です。
Yanaの写真ではあまりフィーチャーされてなかったので、Wikipediaから拝借してお見せします。
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4世紀にペルシアの城塞として建造されて後、8世紀にアラブの王様が城壁の大部分を築き、その後グルジア人、トルコ人、ペルシャ人がナリカラを占領し、修復しました。
が、1827年にここに保管されていたロシアの軍需品の大爆発で全体が破壊され、現在は壁だけがほぼ無傷で、かなり風情のある廃墟になっています。ロシアめ。。
この要塞、2012年に建設されたケーブルカーで、麓のリケ公園というところからアクセスできて空中からその姿を拝むことも出来ます。
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動画の中にちらっと映りましたが、丘の上にこんな像(昼の姿)があったのに気付きましたか?
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これ、「グルジアの母の像」と呼ばれています。
右手には剣、左手にはワインの入った杯を持ってますね。敵には立ち向かい、同胞はワインでもてなすという、ジョージアの民族の気概を表したトビリシのシンボルだそうです。ここだけ切り取ると、ロード・オブ・ザリングっぽい!
夜は、要塞に限らず街のいたる所がライトアップされて、さながら「毎日がテーマパーク」の様相です!
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この川はムツクヴァリ川といって、流れ着く先は、あの世界最大の湖カスピ海です。街のど真ん中を突っ切っており、この橋からは、ライトアップされたナリカラ要塞とグルジアの母の像が遠景に見えますね。
NewYearシーズンは、イルミネーションのおかげでいつにも増して町中が煌きます。絵本の世界に迷い込む、とはこういうことを言うんですねえ。
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無類のイルミネーション好きとしてはなんともたまりません!3時間でも4時間でも歩き回って目をお腹いっぱいにしたいです。
おかえりなさい
さぁ、ということで、今日はジョージアの首都トビリシにエアトラベルして来ましたが、いかがでしたか?
基本的に、コンパクトなエリアにいろんなものがギュッと詰まっている綺麗な場所が好きなボクにとっては、パーフェクトな都市でした。
Yanaに出会わなければできなかったこの体験に感謝感謝です。世界は広いが、0円でのぞいて回れる!次はどこに行こうかな!?
最後までお読みくださりありがとうございました!
楽しんでいただけたらぜひスキして行ってください。
また、いつか別のエアトラベルをお届けするのでフォローもお願いします。
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