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インスタフォロワー1000人達成で学んだこと

フォロワー数の推移

1月13日に899人だったインスタ のフォロワー数が、今日2月3日、ついに1000人に到達しました。まず最初のゴールの達成です!ほっ!

これまでより戦略的にインスタと向き合ってみようと思いたった2024年。

何はともあれフォロワー獲得のためにできることを楽しみながらやろうと決めていたので、取り組んできたことが間違っていなかったんだなと自信を持つことができました。

以下のフォロワー数推移からわかるように、今年に入ってからフォロワーが増えています。何らかの理由でアンフォローとなるケースがありつつも、ほぼ毎日純増してきました。

1000人達成の記念に、今日はボクの取り組みをおさらいがてら晒しちゃいます。といってもマイクロインフルエンサーとも呼べないひよっこのひよっこ。すごい人から見れば笑っちゃう基本中の基本だとは思いますが、これからインスタちゃんとやってみようかなとか、迷走してます…という人には何らかお役に立つこともあるかも知れません。


フォロワーを増やすためにやったこと

昨年通りのやり方を続けていたら現時点でもフォロワー数はきっと横ばいだったと思われます。それがひと月で140人くらい増えた

では、何をしたらフォロワーがグイグイ伸びるようになったのか?
3つのポイントが効いたと考えています。

(1)ターゲットに合わせたホームにする
(2)投稿分析からコンテンツの勝ち筋を見出す
(3)毎日、適切な時間に投稿する

順を追って具体的に行ったことをご紹介しますね。

(1)ターゲットに合わせたホームにする

フォロワーになっていないインスタユーザー(オーディエンス)はタイムラインかリールでボクのコンテンツを知ることになります。

そのコンテンツを気に入ってもらえてフォロワーになろうか!?という際には、基本的には一度ボクのホームを見ると思われます。(もちろん、投稿から直接フォローもできますが)

いずれにせよ、フォローを検討するってことは、相手がいいなと思ったようなコンテンツをこの投稿者は他にも(今後も)アップしてくれそうという期待がある、ということ。あと、そもそも投稿者はどんな人なんだろう?という興味も当然ありますよね。

その関心や期待に応えてくれるかを確認する意味で、ユーザーはホームを確認しにいく(アカウント名をタップする)。

なので、基本中の基本として、ホーム画面が獲得したいオーディエンス向けにアピールできているか?を見直してチューニングしました。

具体的には以下の2つのアクションを実行したんです。

①ターゲットを明確にする
自分のアカウント及び投稿コンテンツは誰向けなのか?どんな人に見てもらいたいのか?をじっくり考えて定めます。これをしっかり定めると、コンテンツ作りの方向性にブレがなくなり、自分のアカウントの特徴がハッキリします。

ただ何気なく心の赴くまま綺麗だなと思った風景や食事、セルフィーを載せている人もいますが、有名人でもない限り現実の知り合い以外は誰も興味を持たないでしょう。特におっさんのセルフィーは見れたもんじゃないです笑

鍵アカ(非公開アカウント)にしている人はそもそもフォロワーを増やそうとか思っていないので全然それでいいのですが、ボクの場合はちょっと違ってちょっとしっかりブランディングしていこうという志向に切り替え、ターゲットを「訪日外国人観光客」と「日本在住外国人」に定めました。


②プロフィール欄を魅力的に&わかりやすく!
上で定めたターゲットがホームを訪れた際にフォローしたくなるか?そういう視点でプロフィール欄を見直してみました。

昨年末時点のボクのホームと、今年になってからのものを比べてみましょう。

左:BEFORE 右:AFTER

色々変更したのですが、どこが変わったかわかりますか?
黒と白の背景の違いは気にしないでください(単にキャプチャしたのが夜だと黒く、昼だと白いというだけです)。

・ユーザーネームを「Airtraveler」から「All About JAPAN🇯🇵」にした
・紹介文を箇条書きで見やすくした
・ハイライトを1つから5つにし、デザインに凝った

この3点を変えました。

ポイントは、何を発信しているかが瞬時にわかるようにすること。そして、魅力的に映ることです。

些細な違いに思えるかも知れませんが、些細なことの積み上げが印象を変えるんです。この人、ちゃんと運営している!センスがいい!と一瞬で思ってもらうために細部にまで意識を張り巡らしチューニングしました。

より良い表現があるかも知れないので、今後もちょこちょこいじっていくと思います。


③サムネイルに統一感とインパクトを持たせた

サムネ作りは少し手間がかかりますが、ホーム画面全体の統一感はアカウントの世界観を印象付ける上で重要と聞いてはいたので、思い腰を上げました笑

難しいのは、どうやったら統一感が出るのか、かつ個性的な感じになるのか?というところ。

基本動作としては「テンプレート化」する、に尽きるのですが、例えば、

・フォントを揃える(書体、大きさ)
・使う色の系統を決める(あるいはいつも同じ色にする)
・レイアウトを統一する(文字の配置など)

といった「揃える部分を増やす」ことである程度実現できます。

より自由度高くデザインできるアプリもありますが、正直そこまでするのは面倒さいのと、クオリティ高いサンプルがたくさんありすぎて決めきれなかったです笑 だから自分でカメラロールで編集して作ることにしました。

厳密なテンプレートじゃないけど、だいたい統一感を出せてるかなと思ってます。



(2)投稿分析から勝ち筋を見出す

前回の記事に書いたように、何ごともまずは現状分析・客観評価!何がウケてて何がショボいのかを冷徹に数字で確認して行きました。

結果分かったことは、訪日外国人可能客と日本在住外国人に向けては
・単なる綺麗な風景では反響は少ない
・「役立つ」情報提供が吉
・「へぇ!」情報も吉
ということでした。

「役立つ」情報というのは、例えば、観光スポット・おすすめグルメ・困りごと解決など。これらをクオリティ感のある動画+英語ナレーションで制作する。恥を忍んでの英語ナレーションはスピーキングの練習にもなってます!


また、「へぇ!」情報は、日本の日常習慣・歴史・地名の由来・日本語の知識など。外国人の「素朴な」視点に立って「そもそもなんで日本はこうなっているのか?」みたいな疑問を持って物事を見渡すと、あたり前すぎて普段気にしていなかったような内容に解説を加えるといったことが起こって勉強になっちゃったりもします。

こうした情報というのは、保存してもらいやすいことも数字で確認できています。保存数が稼げるようになったことで、オススメ(検索タブ)に載りやすくなったのか再生数が伸びるようになりました。

ターゲットの関心事が見えてくると、それに合わせてコンテンツのアイデアを練り込めますし、常に頭の片隅で意識しているので、日常生活でも「あ、これウケそうかも」とネタを発見できるようになります。

例えば、外国人旅行客が日本に旅行に来て困ることは何だと思いますか?

「地球の歩き方」の調査によるとこんな感じ。

2023年5月調査

TOP5に「ゴミの捨て場」というのが入っていますね。
そんなことに困っているって知ってました?

街角や駅など公共の場所からゴミ箱がどんどん消滅しています。これはサリン事件に端を発したテロ対策の観点と、ゴミ箱設置と管理にかかるコスト削減の観点が大きく働いているそうです。しかし、欧米では(一定のテロ対策も考慮した上で)結構街中にゴミ箱はあるようで、飲み歩き食べ歩きして出たゴミを気軽に捨てられる。ところが日本ではそうはいかず、どうしよう?となるわけ。

と言ったことを知ると、じゃぁ「こうするといいですよ」というアドバイスコンテンツがウケそうだとわかる。ので、次のようなリールを投稿したらヒットしました。

この投稿、実際にはしっかり設計してから投稿したわけではなく、ヒットした要因を考えてみたら上記のような仮説が考えられた、という感じです。この時は仮説でしたが、その後もこの観点でコンテンツ制作を進めて以来コンスタントに反響がいいので今は確信に変わっています。


このように、刺さる切り口の方向性が見えてきたら、あとはその路線で今先つを投稿していくのみ…ではあるのですが、クオリティを維持しながらコンスタントに投稿し続けられる方向性かどうか?という視点も結構大事だなぁと思います。

すぐにネタが枯渇してしまって、結局あまり関係のない投稿をとりあえずしてしまうなんてことが続くと、アカウントの輪郭は一気にぼやけていってフォロワーが付かなくなったり、離脱されたりしちゃいますので。テーマの絞り込みは自分を苦しめない程度に


(3)毎日、適切な時間に投稿する

最適な投稿頻度については諸説ありますが、ボクの場合「1日1投稿」が手応えある感じです。どこかにぶらり散歩に行って撮れ高がすごい!ってノリノリな日には勢いで2本投稿しちゃうという時があったり、仕事にかまけて今日は投稿できまへん!という日もありますが、基本的にはコンスタントに1日1投稿。

投稿時間はどうしてんの?というと、悩ましいんですが、いろんな時間に投稿してみての感触では、21〜23時の間が吉のようです。

とはいえ、最適な時間帯はターゲットによりますのでご注意を。ターゲットが日々の生活の中でインスタを見る時間が最適な時間です。

ボクのターゲットの多くは諸外国。フォロワーはアメリカ、ロシア、アジアと広く分散しているので定めにくいんですよね。かといって例えばアメリカ人のフォロワーだけ欲しい!というわけでもない。

そこで、以下のような表を作って検討してみました。
ピンクの部分が、世界の都市の21〜23時。フォロワーがよくインスタを見ている時間帯です。ボクが日本で21〜23時に投稿しておくと、その後深夜〜翌日15時くらいまでかけて世界の21〜23時を駆け巡るイメージになります。

なので、就寝前に投稿して仲のいいアジア圏(台湾、インド、カザフスタンなど)やロシア圏のフォロワーと投稿についてチャットし、寝ている間に世界からいいねが届く。日中は投稿しても再生数が伸びないから仕事に集中し、終業後に撮影やコンテンツ作りを行い、就寝前に投稿…というサイクルを続けています。


効果は?

上記(2)(3)、つまり「ターゲットにウケやすい方向性のコンテンツを最適な時間帯に投稿」して以来、
・リールの再生回数が1000回を下回ることがほぼなくなった
・1万回以上再生されるリールがポコポコ出てきた
という嬉しい効果が目に見えて現れました。

で、より多くの人がコンテンツを見る→リールまたはホーム画面からフォローするという影響が働いてフォロワー数が伸びていったのです。



感想と今後

インスタフォロワー1000人ってどんな気分なんだろう?と思っていました。ただの数字じゃんという思いもありつつ、狙いを定めて作戦(大袈裟)を実行し、それが結果につながっていくのを確認するプロセスはとても楽しく、やりがいを感じることができました。

一人また一人と増えていくフォロワーは、この狙いに共感してくれた賜物と思うと何だか愛おしくなります。なので、公開アカウントにしている人で魅力的なアカウントを運営している人には、個別にDMで感謝を伝えて行きました。

すると向こうからも「来月日本にいくんだけどあなたの情報めっちゃ役に立ったよ!」「日本のことが大好きであなたのコンテンツを楽しみにしているよ」「日本に行ったら連絡するから会おうよ!」「この調子で続けてね!」等々温かい応援メッセージが返ってきて泣…優しい世界。。。

と同時に、冷めたコメントも入ってきたり、コメントしてくれたユーザー同士で論戦が始まったりと新たな展開も出てきて、心がざわつくことも。「運営」という言葉が脳裏にちらつき始めました。あ〜、アカウントというのはコミュニティなんだなぁと。コミュニティの運営管理者として、どんな人とお付き合いしたいか(したくないか)という視点とか基準のようなものについて「どう考えるんだい?」という質問をぶつけられ始めた気がします。

まだ明確に定めてはいませんが、次の目標は?と聞かれたら、フォロワー1万人が大きなところです。

とはいえ一足飛びにはいかないので、2500人、5000人、7500人と区切りつつ、このままの路線とやり方で良いのか、もっと急速に増やす工夫はないかと迷いつつ試行錯誤しながら前に進んでいきたいと思います!


長い文章に最後までお付き合いいただきありがとうございました!
よろしければぜひインスタをフォローください。
そしてもちろんこのnoteでも。

それではまた次の記事でお会いしましょう!


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