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物語綴り〜手のひら〜

手のひらに顔を寄せる君。いつも唐突にやってくる甘えモード。ある時は膝に乗ってきたり、擦り寄ってきたり。
どこかの誰かを思うと甘えることができる君はとても素敵で、羨ましい。

こっちの気分を察してくるのか、こっちが弱ってるタイミングでそっと寄り添ってくれるところもずるいところ。

支えてるはずが支えられてる。お互い様なんだろうけど、そういう意識が生まれたころに、打ち消すようなことも起こる。不思議だよね。
上手い具合に成り立ってるこの関係。いつまで続くのかはわからないけれど、刻を刻み続ける限りそばにいさせてね。

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