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物語綴り

夜の闇に白く浮かぶ夜桜。
仕事終わりコンビニに立ち寄って買った、チューハイをひと口。あわせて買ったつまみを食べてひと呼吸。忙しさに忘れそうになる周りを見る余裕。明日は休みだから、ここらでひと休み。誰かと見る桜もいいけれど、一人でのんびり見る桜も風情がある。

明日もこの場所であいつ見る桜。きっとそれも特別な時間。仕事会えなかった時間を埋めるように甘えるのもありかもしれない。酔いがまわった思考回路に軽く呆れながらも普段考えもしないことに、少し本心が見えた気がする。そろそろ帰ろうか。

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