公衆便所と言われた女性
テレビが、また、芸能人の不倫を話題にしています。
私は、普段テレビはほとんど見ないのですが、ネットでは目にしてしまいます。今回の報道で、私がOL時代だった25年前のことを思い出してしまいました。
情報の洪水、子ども達には取捨選択を教えないと、ね
私は、普段テレビはほとんど見ないのですが、ネットでは目にしてしまいます。ネットって「調べたいことをピンポイントで」調べるのは便利ですが、欲してない余計な情報まで目にしてしまう弊害の方が大きいように思います。
今回の報道で、私がOL時代だった25年前のことを思い出してしまいました。
25年前私がOLだった頃のはなし
私の職場は、8割は男性社員、女性社員は2割だけ。当時、私は20歳そこそこ、40代前半の独身女性の大先輩と同じ部署でした。
OLってOffice Loveの略だと本気思っていた職場でした。それは、
今でいうセクハラは日常茶飯事、不倫も当たり前だったからです。
能力以上の業務を抱えイライラしていた私(営業事務)は、「男とやってないからイライラするんだぞ!」とか言われるのは、ほんの挨拶。
私の残業が終わるまで待ち伏せされた社内のおっさんに、自宅が正反対なのに「送ってあげる」と言われ数時間も連れまわされたり、妻帯者なのに「(私と)付き合ってる」とまで社内の人に吹聴されたり(ちょっとストーカーですよね。怖かった)
今思えば犯罪ですよね。
上司に相談しましたけど、私に対しては紳士的な上司でしたが、こちらがその気になれば、「いつでも不倫オッケー!」という雰囲気で、なんで、男って、おっさんってこうなんだろうって、冷めた目でおっさん達をいなしておりました。たまたま私の職場に集まってたのでしょうかね、寂しい虚しいおっさん。
あの時、45歳前後だったおっさん達も、今や70過ぎ。逝ってしまった人もいるでのしょうね。まだ、生きてそう^^;
まぁ、仕事も家庭も脂に乗った年代、ストレスフルだったのかもしれませんが、だからと言って、女性を性のはけ口として見て良いかどうかは別。特に、女性はモノとしか見ない昭和の文化の名残が、まだしっかりと社風としてありましたね。
「女はこうしろ、ああしろ」とほざいてきたおっさんも居ました。自分の嫁に言え。まぁ、言えないか、無視されてるかのどっちかだろうから職場の若い娘に吐いてたのでしょうかね。思い出すだけでも不快。
女性の先輩が公衆便所と呼ばれていた
ある日、男性社員たちが、その先輩のことを「公衆便所」呼ばわりしている会話を偶然耳にしました。
その意味が全く理解出なかったのですが、その意味が分かったのは、社内のおっさんの一人がその先輩と不倫している事実を知った時です。
しかも、複数の社内のおっさんが、先輩と関係を持っていたらしい、と退職してからわかりました。
私が退職したあと、その先輩は職場の近所にある会社の男性と結婚したそうな。
今回の多目的トイレの話
前置きが長くなりましたが、今回の報道を見て「公衆便所でまさに公衆便所扱いされた女性の話」やん!って思ってしまいました。
渦中の男性は「心を入れ替えます、猛省してます」だそうですが、いやいや、病気でしょう。病気は治療を受けないと治りません。
その女性も病気でしょう。
痴情は常軌を逸するものなのかもしれませんが、それにしても治療が必要なのではないかと子を育てる母親としての立場で考えてしまいました。
でも、性依存って三大欲求と結びついてるだけに、治療はなかなか大変だと聞きます。
依存症の治療
人間誰にも裏表がありますし、また、何らかのモノや行為に依存して、自分の精神バランスを取っている側面もありますよね。私は酒・タバコはしませんがコーヒーは心のオアシス。
どこからが病気なのかって、線引きが難しいところもあるのでしょうけれど「やらずにはいられない」とか「(その行為で社会的地位など失う可能性があっても)その衝動を抑えられない」となったら、病気という範疇に入るのではないのでしょうか。
東京は、そういったクリニックもいくつかあるようですが、地方の場合はどうしたら良いのでしょうかね。ご家族の心労もありますし、ご本人の治療のみならず、ご家族のケアも必要となって来るでしょう。
アルコール依存症の場合は、抗酒薬がありますが、買い物依存や薬物、万引き、性依存の場合は、薬はなく、自助グループなどに通って「脚で直す」しかないそうです。
自助グループ
「12のステップ」が有名ですよね。元々は、アルコール依存の方々向けに作られたアメリカ発祥のプログラムです。
私は仕事柄(特に運勢鑑定という名の人生相談)いろんな本を読みます。
依存症の方々は、病識がないため、治療の一歩は「自分は病気だ」と認識すること。そのために、自助グループに通い、仲間の話を聞くことで「それ、自分だ」と認めることができるようになることが当面の目標のようです。
アルコールや薬物、買い物依存、過食、拒食、性依存など、依存物や依存行為など依存の対象は異なりますが、その背景は同じではないかと思われます。
根底に「生きづらさ」や周りから期待される人物像と本当の自分像に乖離が大きくあり、そのストレスから解放されるために、たまたま手を出した依存物や依存行為ですっかり解放されてしまい、以降、辛い時、苦しい時、ストレスを感じた時に手を伸ばし、「それなくしては生きられなくなる」のかもしれません。
そう思うと、「治りたい」って思えない病なのではないでしょうか?「治る」ということは、「それを手放す」ということなのですから。
非常に厄介な病のようです。
小さい頃から好きなことを夢中でやる経験
音楽でもスポーツでも、好きなことに時間を忘れて熱中してきた人には、こういった事象にはならない気がするのですが、どうなのでしょう。
私は、心理カウンセラーでもないですけど、占いを通して、いろんな方にお会いし、いろんなお話を伺って参りましたが、生きずらさを抱えた方って「成績が下がったから部活を親に辞めさせられた」「親の言いなりで、これまで生きてきて、今さら、自分が何をしたいのかなんてわからない」という方もおられます。
不倫の是非
私の話に限って言えば、父の度々の浮気や不倫で家庭が崩壊し、母もおかしくなり、弟妹もおかしくなりましたから(きっと私もおかしい)、敢えてここで言及する必要はありません。
「不倫」は、責任がないため(本当は多分にある)気楽(遊び、娯楽、非日常体験ができる、お姫様体験だって出来ちゃうエンターテイメント)な順番で言うと、不倫>恋愛>結婚 です。
責任がない人は、好き勝手なことを言うし、好き勝手なことをします。自分に酔ってます。
そして、自己正当化が天才的に上手です。サイコパスとも言えるかもしれません。
「したくてしている訳ではない」「私もつらい」とか。
今のその状況は、あなた自身で選択してきた結果なのですから、したくてしたのですよ。
noteには、ホームページに書けないことを書こうかな?今日はこの辺にしておきます。
お付き合いいただきありがとうございました。
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