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諭す・謝る・赦すと労働観念が日本らしい絵本「パンどろぼう」「パンどろぼうvsにせパンどろぼう」柴田ケイコ

虎ノ門ニュース(DHC)で竹田恒泰氏が娘さんに読んであげていると紹介していて、早速手に入れた。1歳になったばかりの息子には少々はやく、3~4歳になり、パン屋と泥棒がわかるようになったら読んであげたい。

読んで見て、とても日本らしいと思った。この絵本のストーリーを外国人に説明するのは難しい。このストーリーが腑に落ちるということが、自分が日本社会で教育されてきたのだ、ということを表しているように感じる。また、多くの日本人にこのような観念が共有されているということは、とても素晴らしいことだと思う。(逆に言うと、日本はお人好しで平和ボケしていると言える。)

日本らしいと思った点は以下の通り。

善悪の判断基準が自分ではない(お天道様が見ている)
諭されたら相手の話を真摯に聞く
自分が悪いと思ったら素直に謝る
相手が謝ったら赦す(水に流す)
労働を美徳と考える(職人的)


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