虚血性腸炎で入院した話③
1月20日(金) 入院3日目
午前6時起床。検温36.6℃。体重81.3kg。
今日の検査内容
・胃カメラ検査
・ピロリ菌検査
人生発の胃カメラ。鼻から入れるほうが楽な方が多いそうなので、鼻から。
まず胃の泡を消す薬を飲み、仰向けでベッドに横たわる。鼻血止めの薬と、麻酔を鼻に流して込まれる。
はじめに穴を慣らすためだと、得体の知れないものを突っ込まれるのだが、これでも結構しんどい。痛いし、今まで入ったことない深さに届いてくるので気持ち悪い。
看護師さんに「目を瞑ると自然に喉も閉じてしまうので、目は開けておいてください」と教えられる。
やがて先生が検査室に入り、本物の胃カメラを挿入。まあまあな太さだな!
ー地獄。
鼻喉を通ってみちみちと胃に異物が入ってくる感じがもろに分かり、「気持ち悪い」の感想しか言えなかった。
30過ぎるとこの苦行を人間ドックでやることになるのか…。
検査が終わるも、放心状態。ゲップをすると徐々に楽になっていった。
「胃がただれているけど、潰瘍ほどではないから大丈夫。明日から重湯を開始しましょう。」と先生。心底嬉しい。
同じ病室のおじいちゃんが退院。お疲れ様でした。
1月21日(土) 入院4日目
午前6時起床。検温36.4℃。体重80.7kg。
今日は検査の予定なし。
朝、病院食が運ばれるキャスター音が心地よく聞こえる。今日から流動食開始!
重湯でも、食べられる喜びを噛み締めた一日だった。
午前9時回診。ピロリ菌はいなかったそう。
今日の朝食〜昼食〜晩食