見出し画像

コミュニケーションがうまい人は何が違うのかを論理的に考えてみた話し。

【面白かったらぜひシェアしてください🙋‍♂️】
突然ですが、みなさんはコミュニケーションは得意でしょうか? 苦手でしょうか? コミュニケーションが苦手でももちろん生きていくことはできますが、上手になれば仲間や味方がどんどん増えたりして人生が豊かになったりすると考えています。

今回はコミュニケーションがうまい人は何が違うのかを論理的に考え、説明してみたいと思います。YouTubeでも詳しく解説しているので、動画派の方はこちらもどうぞ!

そもそも、コミュニケーションとは?

結論から言うと、ずばりコミュニケーションとは「共通項探しゲーム」と思ってもらうとよいです。誰かと会話するときには、共通項をいかに多く見つけられるか、いかに深い共通項を見つけられるかにこだわるとスムーズにコミュニケーションが取れます。

これはみなさんも経験があると思いますが、好きなものや出身地など自分と相手の共通項が見つかると、勝手に会話が盛り上がっていけるからなんです。逆に、共通項が見つからない相手だとなかなか盛り上がらないですよね。こうやってSimplifyすると、コミュニケーションもうまくできそうな気がしてきませんかね。

ではでは、ここではそんな共通項を探す上でのポイントを3つほど共有したいと思います。

①共通項は深ければ深いほうがよい

共通項は深くないとだめで、浅すぎると価値になりません。たとえば、「はじめまして。僕、日本出身なんですよね!」と言っても何も面白くないですよね。日本出身は日本で会う人の99%がそうですし、共通項ではありますがそれだと価値になりません。同じように「ぼくはiPhoneを使ってます!え、奇遇ですねiPhone同士ですね」とかも無理ですし、「好きな飲物はビールです」なんかも一致しても浅すぎます。

だから、共通項はニッチで深ければ深いほうがよいのです。深い共通項とはどんなものでしょうか。たとえば「兵庫県の淡路島出身なんです」と言ったときに「え、私もです!小学校どこですか?」となったら勝手にめちゃくちゃ盛り上がりそうじゃないですか? 他にも「高校時代は体育会ラクロス部でした」とか「アメリカのシアトルに1年間住んでました」とか「実家が八百屋を経営してて」とか、こうしたちょっとマニアックなところで一致したら一撃で盛り上がれますよね。共通項はなるべく深く狭いところを探し出すことを意識しましょう。

②広い質問からしていく

ポイント2つ目は、質問の進め方です。いきなり「兵庫県の淡路島出身ですか?」と聞いたところで、47都道府県のさらに市区町村もある中で当たるのは相当難しいですよね。なので、まずは広めに「私関西出身なんですよね」と言って、「私もです!どこですか?」「兵庫県です」と狭めていくといいです。ずれたらまた話題を切り替えて、次なる共通項探しの旅にでるんです。

同じようにスポーツで探り当てたかったなら「フェンシングやってますか?」と聞いてもなかなか当たらないので、「学生時代にスポーツやってました」と言ってから、「私もです!何やってましたか?」と狭めていくわけですね。食べ物、飲み物、趣味、何でも構いません。まずは広めの質問の中で相手の興味がどこにあるのかを確認しながら、どんどん狭めていくのがいいと思うのですよね。

③相手の好奇心に合わせる

これもなかなか重要なポイントで、コミュニケーションが上手い人はほぼ100%「相手の好奇心に合わせる」のが大変上手です。逆にいうと、自分の好奇心に無理やり引き込んだりはしません。

スクリーンショット 2020-10-31 18.56.02

図解するとわかりやすくなりますので説明します。上図のように、縦軸に相手の興味関心、横軸に自分の興味関心があるとして、考えてみましょう。このピンクゾーンは、お互い興味関心がある話なので当然簡単に盛り上がります。「ワイン好きなんですね、どこらへんのエリアですか?」「茶道やってたんですね、どういう流派で?」「ラクロスやってたんですね、ポジションは?」などなど。簡単です。

スクリーンショット 2020-10-31 18.58.12

続いてはたとえばこの黄色のゾーンです。ここは大変注意が必要です。相手に興味関心が全くないのに、人は自分の興味関心があることをひたすらバーっと喋ってしまいがちです。もちろん相手はそのことに興味がないので、基本的には面白くもなんともないです。これはよくだめ上司やおじさんがやってしまいがちですが、これはコミュニケーションの中ではご法度です。

しかし、話の進め方によっては相手の興味関心が開いてきてくれて、学ぶ姿勢で聞いてくれるパターンも当然あります。こうなったときは良い傾向なので、空気を読みながら丁寧に説明することで上手くフィットする可能性はあります。

スクリーンショット 2020-10-31 18.56.59

そこで、とても重要になってくるのが、この緑色ゾーンですね。自分は興味関心がないけど相手には興味関心がある話題です。「ワインってどんな仕組みになっているんですか?」「ブルゴーニュってなんですか?」と自分から相手に聞いていき深堀りをしてしまうんです。自分にはまだ興味関心が無いけれど相手にとっては興味関心がある分野なので、相手から教えてもらうことができます。そして、相手は自分の興味関心があることなので、嬉しくってたくさん喋ってくれます。

僕自身も人と会話するときにこのゾーンの話題を積極的に聞くようにしているんですが、そうしたことで自分の興味関心の幅が広がったんです。そしてアクションしていくことで、結果的に後から共通項ができていくんです。

たとえば、最近で言うと僕はアートやワインがめちゃくちゃ大好きなんですが、元々は興味も知識もありませんでした。友達からたくさん話を聞いて勉強したりワインを飲んだりアートを見たりすることで、今ではアートやワインのコミュニティでいろんな方と接することができています。こうしてコミュニティを拡大することも、コミュニケーションをうまくすればできていくわけなのです。

おわりに

今回はコミュニケーションが得意な人は何が違うのかを説明してみました。コミュニケーションのお作法は社会人にとってめちゃくちゃ大事ですし、「共通項探しだ」と理解しておけると、大変実りある会話ができると思います。

ぜひ、ちょっとでも参考になったならば幸いです!

ーーーーーーーーーーーーーー
YouTubeチャンネル「シノ社長の経営塾」ではこんな風なコンテンツを毎週水曜にアップしています🙋‍♂️相談・悩みがあったらコメントで受け付けているので、ぜひチャンネル登録お願いします!

YouTubeチャンネルはこちら



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?