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プロジェクト執行におけるホップステップジャンプ

いつしか書いていたメモ_φ(・_・

令和トラベル社にて、NEWTという海外ツアー&ホテルの予約サービスを引き続き頑張っており、海外旅行のゆっくりとした回復の波に乗っかりながらもおかげさまでとても順調にグロースできております🏝️ で、今日は静かに、さささっと、プロジェクトを始めるためのホップステップジャンプをまとめておきます。

大きな単位(NEWT伸ばすぞ、新規事業始めるぞ)といった数ヶ月単位のプロジェクトから、小さな単位(営業アポをもっと取るぞ、全社総会をよくするぞ、でもなんでも良い)まで汎用性あるステップを書いておく。

1.ホップ :打率より打席、データよりセンス

プロジェクトスタートした時に打率はわからないことだらけだから無理なので、どれだけの打席に立てているかがその後を決める。データも無いから、過去の経験則や調査から見えてくるセンスにかなり依存する。王道と思われる打ち手を徹底的に学習し、実装しまくる。数を打つ。奇抜な策はほぼ全くいらない。

2.ステップ :センスからデータ、Flywheelを見える化

バラバラした打ち手を結合し、それぞれの関係性を紐解いていく作業期。打席に立った分だけフィードバックが発生し、だんだんと仮説が集約・補強され、データも揃ってくる時期に差し掛かる。ある程度明確なKPIが見えるようになる。改善サイクルを高速にしたい。

3.ジャンプ :単一指標にフルベット、フォーカス期

ここまでくると霞んでいたKGIが、クリアに見えるようになってくる、ここ伸ばせば勝てるんじゃないか?という仮説強度がかなり高い状態。ここでグッと踏み込む。これをただひたすら全社一丸となって超える。ここからオリジナリティのある機能や打ち手が作れるようになってくる。

参考:KGIの策定についてはここにも整理をした

その他、ポイント

・1においては組織全体で「失敗迎合」なカルチャーを必ずセットで構築すること。失敗すると叱られるような状態だとうまくいかない。
・2に移行するときに、曖昧なゾーンが結構出てくる。データがないところと、あるところの差がある。うまく吸収しあうこと。
・いきなり3に取り組むのは結構難しいし、1をやらずに打率の2に行くこともよく起こる失敗例。先の番号はやらないこと。凡事徹底。
・他方、すでにプロジェクトが3のフェーズにいったのに1の習慣が抜けないのもよく起こるです。闇雲な投資でアセットを分散させるより、1点突破を考えること。
・いわゆるPDCAサイクルをチームで徹底的に回すこと。モニタリング指標を考え抜き、それをきちんと追う。
・メンバーに思い切って権限を渡すが、失敗迎合をかならずセットにしつつもフェアウェイ〜OBラインがあることは認識しあう。OBラインは一発アウトだったり、絶対に起こさない方が良い失敗を指す。
・組織で学習、形式知にしていく。ゼロからイチのタイミングでは暗黙知だらけなので、ホウレンソウを10倍にしようなど意識を知に向け、学習することが大事であることを徹底的に認識しあう。蓄積する。

ちょっと社内でも大中小、さまざまなプロジェクトが動いてきたのでなんとなく基礎的な考え方をささっとまとめて置いときます💪


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