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ロスレスを聞き分けられるか?6問中何問正解?

Apple Musicでロスレス(ようは高音質音源)の配信がはじまりました。一応、音楽好きの端くれなので、少しだけ興味がある。Apple Music課金ユーザーですし。なんて、おもってたらFacebookで面白いサイトが目に止まりました。それが、以下のサイトです。Chromeでアクセスするのが良いようです。

こちらでは、6種類の楽曲のMP3の音源と、非圧縮の音源の再生ボタンが用意された問題がランダムにでて、聞き比べて、どれが非圧縮か、チェックをつけるという問題が出題されます。

どうですか?聞き取れましたか?私は、6問中、4問正解でした。といっても、私の視聴環境が、Airpods Proなため、Bluetoothで飛ばしている時点で、圧縮されるので、ロスレスは享受できない。とはいえ、聞くと、曲によっては、やっぱりしっかり腰を据えて聞くと、音圧と分離のバランスからどれが高音質かはなんとなく感じられますね。

でも、普通に散歩やら、作業やらしながら聞く分にはどっちであってもまったく問題ないんですけどね。ロスレスを有効にする方法については、以下をご参照ください。設定>ミュージック>オーディオの音質>ロスレスオーディオを有効にする、です。

今、私は39なんですが、ギターを弾き始めた頃、14〜15歳くらいなので、もう25年前か。。。その頃って、カセットテープから一気にMDになった頃で、ラジカセを中学生になった時にクリスマスプレゼントでゲットして、次にカセットレコーダー機能付きのウォークマンとか、MDウォークマンとか、CDウォークマンとか、いろいろな方法で音楽を聞いていた。

昔ってイヤホンの音質わるかったのかなぁ?

しかし、なかなか、楽器の音を分離して聞くことができなかった。特にベースの音なんて低音のかなた先に、ぼんやりと、「こ、これがベース、、、だよな」みたいな感じで、なんて控えめな存在なんだ、なんて思っていた。あの頃のプレーヤーに標準でついていた、イヤホンは今の百均のイヤホンの品質だったのだろうか。学生の頃は、そもそもイヤホンを別で買うという発想自体がまったくなかったなぁ。

大学に入って、友人がジャズにハマり、オーディオにハマり、そいつの家にいくと、やれ電源を変えたぞ、ケーブルを変えたぞ、ベアリングでプレーヤーを安定させたぞ、と言われる度に遊びにいった。

自分はオーディオにはハマらなかったが、ジャズには多いにハマりました。ベタにビル・エバンス(ピアノ)のワルツ・フォー・デビーから入って、ハード・バップと言われる頃合いのものをよく聞きました。

しのジャッキーの由来

ちなみに「しのジャッキー」というハンドルネームは英語だとShinoJackieと書くのですが、これはジャキー・チェンではなく、Jackie McLeanというジャズ・アルト・サックス奏者が好き、大学4年くらいの頃に、彼が帰らぬ人になったときに、友達から命名されて、気に入ってそれ以来使っています。

ジャッキー・マクリーンと言えば、センチメンタル・ジャーニー。この独特の揺れたノリと、音のかすれ方、たまんないなぁ。いたないなぁ。

ついでに、トランペットもいっちゃいましょう。ジャズ・トランペットの巨匠といえば、マイルス・デイビス、となるわけですが、私がいまでもよく聞くのは、ブルー・ミッチェルですねぇ。定番ですが、I'll close my eyes。

この伸びやかで、爽やかな、若さ、透明感のある音色。「耳をすませば」をみ終わった後に感じるような、青臭さが心浄化してくれます。

このまま、テナー・サックスも行っちゃいましょう。ジャズ・テナー・サックスの巨匠といえば、ジョン・コルトレーンということになるのでしょう。たしかに、Violet for your fursとか、最高です。テナー・サックスは悩みます。でも、コルトレーンではないのです。やっぱり一番よく聞いたのはソニー・ロリンズ。来日コンサート、中野サンプラザホール、いきました。200x年くらいだったかなぁ。

もっとも有名なセント・トーマスを取り上げたいところなのですが、あえて外してこちらを紹介したい。オーディオにハマった友達の家で、なにかの改良をして、「おい、そこに座れ。よく聞けよ」と言われて、この曲をかけたんですね、彼が。

そして、数秒たって、「どうだ?」というわけです。「え、いや、はじまったばっかだろ」と。

「お前、全くわかってないな、この曲の魅力が」

といって、また再生し直すんですね。で、じっと私のことをみてるんですね。キラキラして目でね。ちょっと、人を試すような目でね。

そして、私は気づいてしまったんですね。その魅力に。

はい、あなたもちょっと音量を大きくして、もう一度再生ボタンを押してみてください。

「ぶぉへっ」

いや、もう。文字にするのはダメだ。でもまぁ、いいでしょう。

「ぶぉへっ」がいいな。この「ぶぉへっ」って。なんか迫ってくるな。とそう気づいたわけなんですね。どうしたらそういう音がするんだからわからないのですが、このなんと表現していいのか、わからない音が、すごい迫ってくるように聞こえるだろ?と。そういうわけだったんです。彼はその発見を誰かの共有したかったんですね。

それにしても、この曲はなんともハードボイルドです。男の背中を感じます。ソニー・ロリンズのテナーサックスからはそういう音がします。このジャケットと相まって、たまんないですね。

あとは、ピアノとドラムと男性ボーカルと女性ボーカルとギターと、なんならバリトンサックスとトロンボーンと、と紹介したいところなのですが、今日という時間が終わりに近づいてきてしまったので、ここら辺にします。もしかしたら、明日続きを書くかも、しれません。

ShinoJackieでした。


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