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MGRの心得#13 主体的に伝達手段を選ぶには

前回は新任マネージャーの心得#12では主体性を引き出すコミュニケーションは、相手に言い換えてもらうなど双方向性を取り入れるのが有効、という学びを得ました。今回は、主体的な伝達手段についての学びを共有します。ポイントは「メッセージの重要度に合わせて手段を選ぶ」です。

最上位の伝達手段は対面

今回のコンテンツは、対面・メール・チャットなどのインスタントメッセージの3つの手段において、対面が最上位であり、重要なメッセージは最上位の伝達手段を使うこと、メールは乱用を避けること、感情的になっている時は急いで送信しない、安易にチャットを使わないといった内容でした。

昨今の事情から考えるにどうか

昨今のSlack, Teamsなどのチャットツールによるコミュニケーションが普及してきている。状況はかなり変わってきている面もあるな、と感じました。自分自身は、仕事ではメールではなく、ほぼTeamsになりました。重要なメッセージはコロナなので、ウェブ会議もしくはTeamsで個別メッセージを送る形です。

これは心理だなと思うのは

とはいいつつ、これは心理だな、と思うのは「感情的になっている時は急いで送信しない」ですね(苦笑)これについては、チャットだろうが、メールだろうが、対面だろうが、無関係に重要だと思います。

前に受講していたEQ(心の知能指数)の講座をうけていたときにその対策が書かれていました。負の方向に感情的になっているとき、脳ミソの中の原始的な部分が反応しています。そうなると逃走(逃げ出したい)もしくは闘争(戦いを挑む)の本能が脳を占拠してしまい、思考脳が働かない状況になるそうです。それを扁桃体ハイジャックといいます。

感情を落ち着ける方法

そんな時のために、感情を落ちつける、簡単な方法をいくつかストックすることがEQ講座では勧められていました。例えば、以下のようなものです。

感情をおちつける方法
トイレに立つ、深呼吸する、頭の中で数を数える、運動をする、信頼できる友人と話す、日記を書く

とはいっても、これらを使えるようになるために、自分が扁桃体ハイジャックにおちたときに、それに気づけないといけない、という矛盾があります。その自覚するためのコツは、以下の記事をご参照ください。

まとめ

今回は「メッセージの重要度に合わせて手段を選ぶ」「感情的になっているときはいったん立ち止まる」という内容を共有しました。次回は第四章「効果的にコミュニケーションをとる」の最後「フィードバックを行う」についての学びを共有します。

Clubhouseで、本連載記事連動企画やってます

clubhouseで@shinojackieにて、「新任マネージャーの悩み垂れ流し部屋」という名前のroomでほぼ日で、30分程度、本連載の記事をネタに、マネージャーの先輩と対話を楽しんでいます。興味のある方はclubhouse上で、@shinojackieをフォローいただけたら幸いです。Twitterでは、#新任マネージャーで関連情報も発信してます。

本コンテンツについて

Linkedin Learningで「新任マネージャの心得」というプログラムでの学びを2021年1月14日から2021年2月6日に、Facebook上で、学びや気付きなどをアウトプットしたものを加筆・修正した全20回シリーズでお届け予定です。

全体はこちらのマガジンにまとめていますので、ご参照ください。

ということで「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標に更新していきます。よろしくお願いします。

しのジャッキーでした。

Twitter: shinojackie

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