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自己紹介

まずは昨日YouTubeにアップした新作落語「けせらせら」たくさんの方にご覧いただけたようで、とても嬉しいです。次にまた生でやれる機会が来るのを楽しみにしています。

新作というのは、自己紹介のようなものだと思っています。落語を通じて、最終的には演者自身が自分はこういう人間ですということを言っているのではないかな、と。そういう意味では古典も究極的には同じかもしれませんが。経歴や、血液型や、家族構成や、家計簿よりも、その演者の落語には、本人が表れています。いや、実像という意味では家計簿とかカード明細には負けるか。落語に表れる実像には願望も多分に入ってくるから。そこへ行くと家計簿とカード明細には実像と欲望がたっぷり入っています。

でも自己紹介ってそういうものですよね。「こうありたい」「こう見られたい」という部分が、どうしたって入ってくるものですよね。時たま取材を受けたりする時だって、そのような思いと無縁ではいられません。

そういう意味では真打昇進直前のタイミングで受けたこちらのインタビューには、かなりありのままの私が表れていると思います。好きな記事だったので、こちらでも載っけておきます。このnoteのトップページにある写真も、この時の記事の中の写真を使わせていただいています。写真の中で「素」の状態だったのが、我ながら珍しく、嬉しかったので。

とりあえず連休最終日ということで、今晩もひうとつ落語の映像をアップするつもりです。今度は英語での落語です。海外でやるとどんな感じ?とよく聞かれるので、以前シンガポールで、不思議な場所でやった時の映像をアップします。ちょっと面白いと思います。

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