シャニ短歌のまとめと一言感想 2022.12
あけましておめでとうございます
注目セヨ 浮き足立った街路樹よ 背中丸めた共犯者らよ
冬優子のバースデー広告がクリスマス化粧の街並みを見下ろしている光景をイメージして詠んだ歌です。
誕生日短歌を考えようと出かけてみたら町はすでにクリスマスムードで、冬優子はそれをアイロニックに見てそうだなと考えていたら最終的にこの歌になりました。
投稿時から微妙に文末を修正。
Fragile Snowflakes 正当な努力の上に成り立っている
ルカの描写から、フェアトレード順守,トレーサビリティ徹底などのきれいな文言や注意書きで自縄自縛に陥っている様子を感じ、自分なりに再構成した歌です。
正しさを自ら規定して苦しめられる姿はにちかとも重なり、シャニマス運営ひでえなと思ってます。
踊ってる間は景色がブレていて床の木目を見なくて済んだ
14歳で上京し芸能の世界で生きてきた美琴が一般的な青春を経験せず精神的に幼いままであること、それ自体については彼女は被害者であると思う一方、そのしわ寄せがにちかに行っている現状についての罪は美琴も背負うべきだとも思っています。
北海道に帰ることで改めて自分の原点と向き合い自身を客観視することを期待していたので、GRADで描かれた展開は美琴の逃げだと個人的には感じてしまいました。
私自身がある程度歳を食ったゆえに美琴にも大人としての振る舞いを過剰に求めてしまっている部分もあるかと思いますが、彼女が自身を見つめなおすことでシーズの歯車が回り始めることに期待しています。
打ち寄せるように暮らしを繰り返すテトラポットを望むバス停
にちかGRADの「節約して積立して」のフレーズ、それを指して死んでるじゃんと言うにちか、それこそが生と考えている元芸能人の"あの人"たち。
八雲なみの暮らす入り江の背景をgoogle mapで聖地巡礼しながら彼女の生活を詠もうと考えて作った歌でした。
再生[Rebirth] 合格通知見せ合った日からの新・完璧な一日
再生[Repeat] 二人でベツレヘムの星目指して今も隣にいるよ
誕生日に出しましたがSTEP感想歌。
283オーディションは甜花にとってはこれまでと違う自分になるタイミング、甘奈にとっては一緒にいる時間を増やす・継続するための機会だったということを改めて考えて初句を思いつき、2句目以降はコミュタイトル「旧・甜花の完璧な一日」及び「To the past A」を下敷きに初句に合わせて作りました。
おわりに
余裕あったら昨年一年の振り返りもしたいとは思っていましたが、詠み始めたのが昨年の3月~4月だったので年度末にしようかな。
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