小竹田 夏

兼業共同作家。 第五回星新一賞優秀賞。 川端康成青春文学賞優秀賞。 光文社刊「ショート…

小竹田 夏

兼業共同作家。 第五回星新一賞優秀賞。 川端康成青春文学賞優秀賞。 光文社刊「ショートショートの宝箱Ⅱ-Ⅳ」に作品収録。 四文で起承転結の「四文転結」発案。

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普通とは違う起承転結

短い文芸がきています!今、短い文芸がブームです。大ブームと言ってもいいでしょう。 2020年の第17回坊っちゃん文学賞は、応募作品数9,318点、応募者数6,061名という、文学賞としては前例のない応募数となりました。これほどの人気となった理由の一つは、坊っちゃん文学賞が4000字以内の物語、ショートショートの賞だからでしょう。短い物語は一般的に、長い物語より完結させることが容易です。数日で一作書き上げる人も少なくないです。 ほんの少し前まで、物語と言えば、紙の印刷物で発

    • 四文転結創作ノート

      初めに小竹田は「四文転結」という、四つの文からなる起承転結を踏まえた物語・文芸形式を提唱しています。 リンク先の記事では、四文転結を含めた短い文芸を念頭に置いて、おもしろい作品を書くためのツールとして、新しい起承転結を提唱しました。しかし、先の記事は長文になってしまい、具体例を載せる余裕がなくりました。そこで、この記事で、新しい起承転結に則った小竹田流の四文転結を書く方法を、詳しく説明していきたいと思います。 まず最初に、小竹田の提唱する新しい起承転結です。 小竹田夏の起

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