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凄すぎたトークサバイバー

今週火曜日にNetflixで配信された千鳥主演のトークサバイバー!を見ました。

企画のベースはキングちゃんのドラマチックハートブレイク王。ドラマの中で「今までで一番傷ついたこと」などのトークテーマが振られて、演者がドラマの雰囲気のままでトークするという企画です。今回は学園モノからドラマが始まり、おじさんたちの制服姿に懐かしい既視感を覚えました。

主題歌はサンボマスターの「花束」。歌中の「信じてんぜ、君を」という詩がこの企画にぴったりとはまっていてすごかったですね。この歌はスタッフから演者への信頼を捧げた曲だったと思います。あまりに壮大で無茶な企画で、ドラマパートを裏方が繰る部分はあっても、この企画の芯は芸人のトーク力。芸人の面白さを信じてないとできない企画で、面白くなければ成立しない企画でした。

ハートブレイク王でも活躍した塚地や劇団ひとり、板倉、田中、飯尾という安心感のあるメンバーで始まったエピソード1−3のワクワク感はたまらないものがありました。いつものようにネジの外れたトークをする劇団ひとりに、演技力も相まったトークで面白すぎる塚地。峯岸みなみの活躍にも痺れました。大喜利パートは難しそうでしたが、それでも面白かったのは凄かった。特に塚地は輝いてました。面白い人がこうやって再発見できるのはすごく良いですね。
泣く泣くカットした話もある、と佐久間さんがラジオで喋っていたので、いつか総集編という形で見れたらいいなと思っています。

そして新展開のエピソード4。ドラマパートも見応えがあります。「キス我慢選手権」の時にも思ったのですが、シリアスなドラマパートは、トーク前のフリとして完璧ですね。ピリッとドラマが締まる分、トークパートの面白さが倍増します。
ここではケンコバさんの安心感とらしさを出した岩井のトークが好きでした。特に笑ったのがパンサー向井でした。パンサー向井のトークには全てお腹を抱えて笑いました。女性ファンの多い芸人として謗られてきた屈折を笑いに昇華し、トーク内容のネジの外れ具合もちょっと圧倒的で、芸人としての覚悟を感じました。最近の向井のバラエティ番組での活躍やラジオ番組での無双ぶりは、ここでの大活躍が原動力になってるのでは、と思いました。

そしてこのメンバーにアルピー平子がいないのが少し寂しく感じました。しょうもない、のフリに平子ならどう応えたのか。シーズン2があれば間違いなく出演すると思うので、平子の刑事姿や学ラン姿が今から楽しみです。

そして新人回のエピソード5。アンミカさんと錦鯉渡辺の恋愛コントはしょうもなくて素晴らしかった。お二人ともトークも大活躍で、特にアンミカさんは地上波に乗っけられないトークをたくさん持ってそうで、Netflixとの相性が良さそうだと思いました。もっとトークを聞いてみたいです。

エピソード6以降は、ドラマもトークも面白すぎてちょっとまともに書けないので、ぜひ観てみてください。今回の配信で好きになった芸人さんがたくさんいました。シーズン2、楽しみにしています!
楽しすぎたのでもう一周観てきます。

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