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漫画『美味しんぼ』についての連続ツイートまとめ
初期の『美味しんぼ』を1話ずつ地味に読み進めているが、今はちょうど山岡に好意を示す二木まり子の登場によってモラトリアム状態だった山岡と栗田の関係にブーストがかかり始めたところ
— ニンパイ (@shinobuk) December 2, 2023
こう着状態を打ち破るクラッシャーの存在によってもう一方の関係が深まる、いわば二木まり子は山岡の喉元に突きつけられた刃物
— ニンパイ (@shinobuk) December 2, 2023
ネットミームとなっている、太った丸眼鏡の富豪である京極さんの「これに比べたら山岡さんの鮎はカスや…」の話はまだ出てきていません
— ニンパイ (@shinobuk) December 2, 2023
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昔から富井副部長が生理的に我慢できない。高い声でがなるし、毛をむしられたニワトリのようなルックスで、すぐに怒って泣いて薄い権力を振りかざす風見鶏気質の小物。こんなのが管理職だなんて東西新聞社は大丈夫かと思ったりしていたが、むしろこういう深みのないタイプの方が会社としては良いのかも
— ニンパイ (@shinobuk) December 2, 2023
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登場人物がみなティピカルで記号的なのがこの漫画である。食の知識とマウントに長けたものが強者、というルールの世界。知識はあっても実存的な逡巡の影はそこにはなく、ある意味安心して読める。
— ニンパイ (@shinobuk) December 2, 2023
初期を読んでみて、意外だったのが海原雄山の登場頻度の高さである。やたら出てくる。かなり出てくる。すぐに息子の山岡と勝負してる。そしてだいたい大人気なく息子を打ち負かすのだが、山岡の方も私的な恨みがある割には「負けたっ…」と素直に認めているのが潔い。この世界では「食」は絶対なのだ。
— ニンパイ (@shinobuk) December 2, 2023
ネットミームで言えば、海原雄山の「このあらいを作ったのは誰だあっ!」は初期に出てきた。
— ニンパイ (@shinobuk) December 2, 2023
なお、和解した結末を知っているからか、海原雄山は恐ろしい暴君ではなく単なるツンデレという目で最初から見てしまう。だから息子の山岡との料理対決も、不器用な彼なりの子育てなのだろうという理解になる
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海原雄山がカレー屋に立ち寄り、店主に向かって「まず第一にカレーとは何か?」と問いかける回はこの間読んだ。やってることが高級なサイコパスという感じで良い。
— ニンパイ (@shinobuk) December 2, 2023
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栗田ゆう子のミーム「シャッキリポンと舌の上で踊るわ!」はまだ出てきていない。
— ニンパイ (@shinobuk) December 2, 2023
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栗田さんは新人の頃はほとんど中学生のような風情なのだが、作画的にもすぐに大人っぽく(という言い方もアレなのだが)なっていった。山岡さんもルックスで言ったら初期はかなりヤバめであった。普段から良いものを食べてる人間の人相ではなかった
— ニンパイ (@shinobuk) December 2, 2023
この漫画はこのあと、原作者雁屋哲のユニークな思想が糾弾の対象になっていくわけだが、まあ今読んでいるといっても、そこまで辿り着くまでには自分もそろそろ読まなくなっていると思われる。
— ニンパイ (@shinobuk) December 2, 2023
おじいちゃん雄山と、親子の和解のあたりはちょっと読みたいけど。
— ニンパイ (@shinobuk) December 2, 2023
やぶさかではありません!