『日本の祭と神賑(かみにぎわい)』
おかげさまで、拙著『日本の祭と神賑~京都・摂河泉の祭具から読み解く祈りのかたち』(創元社)が三刷となりました。
この本では、漠然と「祭」を捉えるのではなく、まず、祭の構造を理解するとともに、神輿や御迎(おむかえ)提灯、太鼓台、地車(だんじり)、獅子舞いといった祭具・芸能を分けて、その出自から捉え直しました。
とくに、祭を神事と神賑という二つの局面に分けてることで、祭の本質が、二次元の絵が三次元の立体になるかのごとく、ありかりと立ち上がってきます。
このマガジンでは『日本