大学の学費返還運動ってどうなっちゃたのかな?

大学の #学費返還 の話題が全く出てこなくなって来てしまった。
黙っていれば皆んな忘れるということなのだろう。

天変地異が起きたことで授業料など学費が返還されることはない。
それは「困った時(不可抗力が起きた時)はお互い様」という考えにたっているからだ。 
私もそれで良いのだと思うし、返還を行うとこで学校組織が破綻しては元も子もない。

ただ今般の #コロナ禍 では一概にそれを言えるものではない。
なぜなら物理的に通学できないものではなく、また法令により移動制限が命令されたものではない。あくまで自粛要請を受けて大学が自粛をすると決めたのだ。

企業などでも #テレワーク を行うなどをしたが、これとて全ての企業が同調したわけではなく通常業務を続けた企業もあった。それはそう選択したからで、その責任は当然企業が負うことになる。

大学とて当然であって学生との間で一定水準の教育を提供するという義務を負うという責任がある。
では、一定水準の教育が提供できているのか。それは否だ。
遠隔(オンライン)授業は対面授業とは全く異なった教育手段であって同一にはなり得ない。それも提供側にそのスキルがなく手探りで行っているものであって最低限度すらクリアしていない。

私は通信教育制の大学に入学したのではなく、対面授業を希望して高額な学費を支払っているのであって、#遠隔授業 らしきことをしているから返還できないという理由にはとても納得できるものではない。
なので、返還を求める学生が居ても当然であると思っている。

先にも書いたが、今は災害時であるので返還を求めている訳ではない。
しかし、「これだけ新しい取り組みをしてお金をかけているにも関わらず、その分を上乗せしていないのだから理解しろ」というコメントには納得はできない。

そうであれば「今回は学校組織を維持するためにも返還をすることはできないが、今回十分な教育レベルを維持できなかった分については、学校再開後、それ以上のフォローを行うことで補うものことを約束するのでご理解いただきたい」とコメントするべきだと考える。

学校が上から目線では学生は納得するものではないだろう。
もちろん、今どきの学生が声をあげるとは思えないが。

ありがとうございます。どうぞご贔屓に。