思春期息子の葛藤⑦チェスの大会と通級
こんにちは!フランスからしのぶです。
9月にあった、学校の先生とのトラブルがきっかけで不登校になってしまった息子の記録を残しています。
息子は年末年始の休み明けからは全然学校に行けておらず、CNED(通信教育)で勉強を続けたいということを伝えました。
ですが、CNEDは最終手段。今のところは少しならまだ通えそうだから週2時間だけ通って、あとは個別で授業を教えてもらいながら勉強に追いつけるようにするのはどうか、と提案されて、1か月間様子見をしてみることになりました。
こちらの続き☟です。
1週目
息子が学校に行く日にちょうど、チェスの県大会に連れて行ってくれる、ということを息子の友達が教えてくれて、それなら行きたい!と言って行く気満々になってくれました!
帰宅が19時の予定だったから、2時間の予定が10時間になりましたが😂
まぁ好きなことだし自分が決めたことだし大丈夫だろうと思って帰りを待っていたら…
なんと!4勝1敗の結果で130人中5位!!
メダルを獲って帰ってきて、嬉しそうに色々話してくれました✨
チェスのアプリでは格上の相手ばかりでクラブにも所属していないのは自分だけ、という中で頑張ってきてすごい✨
外に出ていくのも久しぶり、たくさんの人に会ったのも久しぶり。
本当によく頑張ったなと思うし、きっと自信にもなっただろうな
と思うと涙が出ました🥹
5位だから地方大会の選抜にも残ったかも、と話してくれて、これがきっかけで外とのつながりができるのかもしれないな、と思いました。
そして2週目。
この週は行きませんでした。
翌週の月曜と火曜日にBrevet blancという、中学卒業資格試験のプレ試験?のようなものがあったので、そのために勉強をしたい、学校に行っても授業が全く分からないし、と言っていました。
そりゃまぁ、確かにそうだよね、という感じでしたが…
勉強は、読むのが苦手なこともあり、オンラインで復習できるサイトを見つけてスタートさせたところだったし、やる気があるみたいだからそれでやることにしました。ちなみにこちらのサイトです。
勉強するという目的ではなくて、外出する、学校に慣れる、というために学校に行く機会を作っているんだよ、と言って、一応行ってみないか提案したけれど、聞く耳持たずでした😅
3週目
月曜日と火曜日のBrevet blanc、月曜日だけは行きました。
火曜日は、月曜日に行く前から「明日は行きたくない」と言っていたので、無理かなーと思っていたらやはり無理でした。。。
でも6時間、試験を集中して受けたみたいで、よく頑張った!!
しかもほとんど学校に行っていなくて授業も受けていないのに、数学は難しくなかったと言っていました。要領いいんでしょうね、きっと。
4週目
欠席。
Médecin scolaireと電話で状況を伝える日でもあったので、この1か月間のことを話してみました。
週2時間で、ということだけど、行く度に毎回外出時間が長くてすごく疲れて回復できないみたいだから、とりあえず週2時間ペースで学校に行くというのを継続できるようにしてみましょう、と言われました。
そして、個別授業をしてくれる先生は見つかったのか?と聞かれ、こちらはまだその機関(SAPADHE)とコンタクトはとったものの、面談しに行っていなかったためまだ見つかっていない、と伝えました。
(ていうか、面談の予定だった日に大きなマニフェスト運動があって道が閉鎖されてしまったので行けなかったという、不運も重なりました😭)
機関を教えてくれるのはありがたいのですが、横の繋がりで連携をしてくれないため、毎回自分から電話して事情を1から説明し、面談してからやっとことが進む、というのがフランス式。
何度も同じことを説明するのも疲れるし、時間がかかるんですけど、、、
と文句を言いたくなるけれど、それをしないと始まらない💦
もう、待っている間に1年が終わってしまうんじゃないか、と気が遠くなります😵💫
それは息子も同じ思いで、なんでこんな色々なところに連れて行かれて
同じ話ばっかりして、個別授業のことも決まらない上に、しかも自分のやりたいCNEDのことは聞き入れてもらえないのか、と色々思い始めた感じでした。
そんな感じで2月の半ばを迎え、次の週はStage(職業体験)に行く週になりました。
次回は息子のStageの話を書きますね。
今日も読んでくださりありがとうございました😊
続き(番外編)はこちらから☟
息子が不登校になったきっかけはこちらから☟
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?