「根本原因の見極め方」のコツ!
「根本治療と対処療法」「原因因子と結果因子」という言葉があるように対象的な言葉であり…
臨床現場では…
対処療法や結果因子など今現時点で目に見えている症状をどうにかする場面も必要ですが、最終的にどこを目指すべきかといえば、「根本治療や原因因子」に対しての治療です。
例えばですが…
膝関節の内側痛がある膝関節OA
上記の例であれば…
結果因子や対処療法としては、症状が出ている部分が「膝関節内側部分」になるため、アプローチとしては「膝関節内側」に対しての痛みを拾っている組織を評価して治療をします。
これが対処療法や結果因子の目に見えている部分の治療。
それに対して…
膝関節内側が痛いのは、体幹のスタビリティが低下していることで股関節が外旋してその結果としてFT関節に回旋ストレスが常に生じている。
みたいな一例ですが、、
この様に、症状がそもそも何で出ているか(上記の例であれば、体幹機能)を評価して見極めていく作業が根本原因を見つけていく作業になります。
この様な、、
根本原因を見極める作業は遅かれ早かれ考えていく必要があるわけですが、この原因因子と結果因子の見極め方のコツを紹介します。
どこが先行的な問題なのか?
まずは…
先行的な問題と後続的な問題のどちらなのかを見極めてアプローチすることが必要になっていきます。
もちろんですが…
根本治療という観点では、「先行的な問題」に対しての治療が必要になってきます。
症状の引き金になっていることを見つけ出す作業が必要になってきます。
その手段は問診でも触診でも動作分析でも何でも構いませんが、今回に関しては動作や姿勢に関してを絞って話をしようと思います。
前提としてですが…
この考え方が全てではなく、1つの考え方として捉えて下さいね!
後続的な問題の特徴
後天的な問題の特徴としては…
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